+1 プラスワン

2019 J2 第42節 柏 13-1 京都


悔しい…ですよね?

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おう、ザブングル加藤ばりに吠えたろか。


残念ではありますが、13-1という歴史的・記録的大敗で2019シーズンは幕を下ろすこととなりました。お疲れさまでした。


誰もがこんな結末を予想していなかった事でしょう。(そらそうだ)

そもそも、私は京都が昇格争いに絡むとは微塵も思っていませんでした。

開幕戦のあの弾幕を見たとき、「粋だね」と思う一方で、「いつ外されるか」と思ったものです。だって新体制発表会に得体の知れない監督が欠席て。いよいよJ3かなとも思うじゃないですか。

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それが、最後の最後まで、新スタジアムをJ1で迎えるという夢を見られた。この事に対して、まずもって力闘したチームに感謝申し上げたい。本当によく頑張ってくれました。今まで見てきた中で一番楽しいシーズンでした。直近2年間が無惨すぎたのもあって。

 

もちろん、夢を見たからこその不満はあります。

夏場の失速。監督の発言を鑑みるに、何かが起きていたことは間違いないのでしょう。

相次ぐピッチ外での不始末。何をしようが勝手ですが、守るべき規律だけは最低限遵守しなければならない。

不発に終わった夏の補強。結果論ですが我々より上位のクラブはしっかりと成果を残した。

 

結局のところ、直近2年間の大きな大きな負債をひっくり返すだけのマジックの片鱗は見たものの、悪い『京都らしさ』がまた出てしまったといったあたりでしょうか。

 

シーズンを総括するには気持ちの整理も情報量も足りていないので、今日は今の率直な気持ちを忘れないように綴るほかないのですが。

 


今日の試合、あくまで個人的な意見ですが、今季で言えばホーム山形やアウェイ山口戦のような消極さはなく(その分精度や技術がお粗末ではありましたが)、17〜18シーズンのどんな勝利よりも美しい敗戦だった。

 

最後の最後にこのチームの哲学が見てとれたというか、ポジショナルプレーはシーズン中盤からどこか遠い片隅に追いやられてしまっていて、アホみたいなカウンター食らうようなシーンが散見されるなどそれはそれで残念極まりないのだけど、「自分達は攻めるんだ!」という意志を感じるプレーを最後まで貫いた事に感動を覚えたことだけは、このチームを追いかけてきた人間だからこそ、忘れずに残しておきたい。


例えネタにされようと、馬鹿にされようと、少なくとも今日のこの大敗は24年間生きてきて最も私の胸を打った試合だったことだけは不変です。

 

とりあえず傷心旅行の宿を予約したので、今年見届けた15勝8分8敗を噛み締めます

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