+1 プラスワン

観戦記:京都サンガU13 vs FChノガーナ橋本U13 2018/5/12

 

大会名:2018関西U-13ヤマトタケルリーグ(第2節)

日時:5月12日(土) 13:20キックオフ

対戦相手:FChノガーナ橋本U13

会場:淡路島・佐野運動公園第3人工芝

 

 

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今季初観戦。結論から言うと今年の新中1には期待できそう。

昨年は初勝利までに5試合を要し、最終的に4勝4分け7敗と苦戦したが、この日のスターティングイレブンは足元の技量やフィジカル面で相手選手より完全に上回っていた。

育成年代の試合はその『貯金』の多さを競い、あぐらをかく場ではないと思うが、より多くの成功体験と自信を積み重ねる為には勝利は必要不可欠であるし、「おっ!」と思わせてくれる選手が少ないのは外野からすると少し不安になってしまう。そういう意味で期待ができる。

 

 

あまり活躍の機会のなかったGKとDFについては語れないが、ここからは個人について少し掘り下げる。

 

9番の松下は166cmと長身で足も非常に速い。基準点になりつつ、よーいドンで勝ててしまう。こういうFWがいるとすごく助かるが、U13の皆にはトップチームのような悪い癖だけはつけないでもらいたい。

リリースでは中盤の一角扱いとなっている11番の吉田は、STのような形で松下と2トップを形成しているように見えた。1点目がまさにそうだったが、後方からボールを引き出し、シャペウのような形で対面するDFと入れ替わってGKとの1vs1に持ち込むシーンが何度かあった。そうした背後をつく動きやシュートへもっていく一連の動きを見る限りやはり本職はFWなのだろう。

右サイドの斉藤と山岡は巧みなドリブルを何度も見せていた。コネすぎ感もあったが、それだけボールテクニックには自信があるのだろう。ちなみに斉藤はFW登録になっており、サンガOBである三根や杉本健勇の後輩。また、逆サイド(左サイド)の15番田中も快足で、何度もサイドを突破しチャンスを演出していた。この両サイドからの攻撃が現状では主な攻撃パターンか。

そして中央に位置した7番の安藤と10番の奥。共に攻撃的な選手でボールテクニックに秀でている。この代の中核を担う選手だろう。今年中にはサンライズに絡むくらいの成長を期待したい。

 

 

ちなみに次回のゲームは19日に宝ヶ池で行われる。

 

 

 

 

 

(今回はたまたま連れて行っていただいての遠征かつメインはトップの徳島戦@鳴門大塚であったとは言え、サッカー見始めて10年も経つと中学一年生の試合を淡路島で観戦するようになるのだな…)