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京都サンガ歴代外国籍選手図鑑(2011~)

 

 

 

 

 

すでにとめさんが投稿されているが、最近流行りのやつに乗っかってみる。とはいえ、バウダザールとか、ルイスカルロスとか、シーラスとか、実際のプレーをまじまじと見れていないんだから語りようがない。

よって9年目となるJ2生活のスタートとなる年、2011シーズンより振り返ってみよーーー!!!(成績は2011年以降のリーグ戦のみをピックアップ)

 

 

 

ディエゴ(2009~2011/7)8試合0得点

「ディエゴソウザ 」の画像検索結果

柏、東京V、近年では山形で猛威を振るったブラジル人アタッカー。推定移籍金4億円超で東京Vから加入した09年はそのパワフルな左足でJ1残留に貢献したが、徐々にトーンダウン。大木サッカーに適応せず、かつその年俸の高さ(推定1億円×5年契約とか言われているが真相はいかに…)もあって2011年は完全に不良債権に。当初はキャプテンだったが夏のウィンドーで仙台に放出された。結果論ではあるが、降格がほぼ決まっていた2010年中にオイルマネーに換金すべきだっただろう。思えば、東京Vに4億円もドネーションしてしまった上にJ2へ道連れにしたからあの年はFC東京の逆鱗に触れてしまったのかもしれない(この年、天皇杯決勝を含め3戦3敗14失点)

 

アライール(2011) 7試合0得点

バーミンガムという謎の経歴を持つCB。甲府、清水、愛媛に在籍経験があり大木監督との縁もあったが京都ではすっかりだった。すまんが全く記憶に残っていない。

なお、京都を1年で退団後、愛媛に復帰するのだがそこではガンバ大阪を下すジャイキリ弾を決めるなど一定の活躍を見せた(その時の愛媛監督は石丸清隆

 

キムソンヨン(2009~2011) 8試合0得点

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朝鮮大から加入し、京都在籍中に北朝鮮代表選出を果たすなど一定の成長を見せたストライカー。確固たる地位を築くまでにはいかなかったが、チームの盛り立て役としても貢献するなどナイスガイであった。J1でプレーしてた時の方が試合に絡んでたね。

 

チョンウヨン(2011~2012) MF 64試合2得点

世代別代表の選手であったが、大学からKリーグを経ずに京都へ加入。ルーキーイヤーからポジションを掴むと、波はあったが京都の中盤を支えたボランチ。ハングギョンの負傷離脱によりロンドン五輪メンバーに滑り込みでin。銅メダル獲得で兵役免除ゲットという運の良さもあった。その後、レンタル移籍先の磐田での大失敗を経て、神戸での大活躍はご承知の通り。東アジア選手権でのFK弾が記憶に新しいが韓国代表の主力にまで育った。

大木武は昇格もタイトルも寸前で逃したかもしれない。だが、久保裕也とチョンウヨン、二人のA代表戦士を育てたと言っても過言ではない。と思う。

中国超級に行ったり、中東に行ったり、高額の移籍金が発生する国際移籍を複数回繰り返しており連帯貢献金をちょくちょく落としてくれる孝行息子。

 

ドゥトラ(2010~2012/3)  30試合6得点

「ドゥトラ 京都」の画像検索結果

カカ2世とかいう触れ込みで加入したテオ・コンスタンチン物件。彼もまた移籍金が何億とか報道されていた気がするがソースが残っていなかった。が、3億とか報じられていた記憶がある、いずれにせよ間違いなく高かった。

プレー面だが、決して巧くはなかったが、推進力のあるドリブルは大木サッカーの中で異物として輝いた。最も印象的なのは天皇杯準決勝マリノス戦。ラボーナクロス、強烈なヘディング、そして値千金のFK弾。彼の良さが最も発揮された試合だと思う。宮吉と最も合っているパートナーとも言えたが、天皇杯準優勝から3か月後に造反を起こし、そのまま鹿島へと電撃移籍。一体、テオに何億掠められてるんだ。

 

バヤリッツァ(2012~2015)  131試合8得点関連画像

入団会見での「プレステが好き」発言。開幕戦での負傷退場など、スタートはどうなることかと思ったがフィット後は不動のCBに。今のJ2では通用しない気がするけれども。

時折見せるドリブル突破はハラハラドキドキのエンタメ性もあって大変良かった。もう懐かしいなあ。

京都で100試合も出場しているなんてことは珍事であり、在籍期間が長かったこともあって彼を好きな京都サポーターは多いはず。

 

ファンテソン (2012~2015)  28試合1得点

 ネルシーニョからの誘いを蹴って京都を選んだ慶應ボーイ左SB。ルーキーイヤーから出場機会を得たが2年目に大けがを負い、その後も怪我などもあってなかなか試合に絡めず2015シーズンを持って現役引退。その後、一度現役復帰し、東京ユナイテッドでプレーした。SNSの投稿にもインテリらしさが垣間見え、駒井や比嘉さんとのやり取りの際は偏差値の差が面白かった。もう少し線が太ければなー。

しょーもないクラブに対して愛の深さが透けて見える場面がちらほらあり、個人的にはありがたく思っている選手の1人。京都を選んでくれてありがとう。

 

サヌ(2012/4~2013) 13試合2得点

快足バク宙アフリカンストイカー。2010年には浦和でもプレーしたブルキナファソ代表FW。ドゥトラ退団後のタイミングで、ケルンを退団しフリーになっていたサヌが練習参加。4月末に加入すると、翌5月は4試合2G1Aと活躍。上々のスタートを切るも、その後はケガなどもあり出場機会すらあまり無かった。

在籍中に出場した2013アフリカネーションズ杯では準優勝を果たしており、ブルキナファソでは割とレジェンド的選手なのかも……しれない。

なお、サンガでの初ゴールは超ビューティフルゴールであった為、そのキャラも相まって数少ない京都サポの脳裏に強く焼き付いている(はず)


 

カンソンホ(2013) 5試合0得点

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1年だけの在籍。しかも試合にはあまり絡めなかった。が、現役引退後から今の今まで、フロントスタッフとして戻ってきたことが示すようにかなりのナイスガイ。明るい性格で三平らとチームを盛り立てた。なぜか京都はこういう選手がいる時の方が成績が良い。

 

オスンフン(2013~2015) 77試合0得点

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京都サンガ史上最高のGKと言っても過言ではない守護神。系統としてはキムスンギュ系。ハイボール良し、シュートストップ良し、キックも良し。メンタルの弱さがたまにキズ。

J1でプレーしたくて京都への移籍を決断したのに、その徳島に敗れてJ1昇格を逃したPO決勝は彼にとってもクラブにとっても痛恨の1試合であった(鬼のように止めまくった準決勝とは別人のようにパフォーマンスを崩してしまった)。兵役の関係もあって在籍は2年に留まり、J1でプレーすることは叶わなかった(なお残っていても)が、今季は蔚山現代ACL出場を果たしており、高いレベルの舞台で活躍を見せている。あの時の姿を想うとほんと良かったね。

なお、比嘉さんとはとても仲良し。

 

ジャイロ(2014) 15試合0得点

 

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「強化部が2年追いかけたボランチ」という前触れで加入も全くフィットしなかった。あれに2年って、どこに目ん玉つけてんだ。もっと早い段階で気付けよ。

強化部はさておき、彼の名誉の為に擁護をすると、2014シーズンと言えば当初の監督はかのバドゥであり、「自由を与え、選手自身が考えるサッカー」という名の戦術レス状態だから機能しなかった側面はある。

いや、よくよく考えると大熊清の下でもソウザは輝いていた。やはり外国人助っ人に甘えは許されないのだ!

 

アレッサンドロ(2014/1~2014/6) 7試合2得点

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ファン感謝デー前日に番記者が加入をお漏らししてしまうというあの事件から全ては始まっていたのかもしれない。かつては新潟でも活躍したボックスストライカーは大黒と相性が悪く、前述の通りチームがチームだったので引いてボール貰ってコネるという何の意味もない行為を繰り返し、そうしてJ2に馴染めぬまま途中退団していった。チャントが当時流行りのテイラースウィフト『We Are Never Ever Getting Back Together』であり、これまた振り返ると意味深だ。

京都サポの中には、この曲を聴くとテラスハウスではなくアレッサンドロを思い出す人も多いだろう。私は黒川明人を思い浮かべるがね。

 

ドウグラス(2014/7~2014/12) 17試合5得点

「ドウグラス 京都」の画像検索結果

昇格を阻んだ徳島から、なぜかローンでエースストライカーが流れてきた。数少ない当たり助っ人である。

「当たりの基準低くね?」と思われるかもしれないが、5試合程度出てノーゴールがザラの京都の外国人事情から考えると、途中加入以降ほぼ試合に絡み年間二桁得点ペースというのは驚異的な貢献度なのであーる。

この翌年に(徳島から)広島へ移籍すると、皆さまご存知の大ブレイク。今ではリーグを代表するストライカーにまで育った。

京都ではSH起用も多かったが、サイドからクロスに突っ込ませたら勝てる相手はいなかったし、化ける素地は確かにあった。

 

ファンジンソン(2015/1~2015/7) 8試合0得点

元韓国代表のレフティーアタッカー。ちょっとウド鈴木に似ている。

J2で戦えるコンディションの選手では無かったこともあり、全然フィットせず。まあこの年は昨年に引き続きチーム自体がダメだったからどうしようもなかった感はあるのだが…アウェイ金沢戦が彼にとってのベストゲームだろうか。夏に退団し岡山へ移籍するも、新天地で汚名返上とはいかなかった。彼もまたナイスガイだったけどね。

今年3月に現役引退を表明したとのこと。お疲れさまでした。

 
キムナミル(2015) 27試合1得点

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「真空掃除機」の異名を誇る韓国のレジェンドも、38歳で迎えるJ2での戦いはキツかった。神戸時代に仕えた和田監督の下では(体をなしていない)守備組織を支えたが、監督交代と共に出場機会は減少。J2残留決定弾をあげるなど終盤戦も一定の活躍は見せたが、往年の輝きは無かった。

このシーズンを持って現役を引退。なおこの年は山口智も現役引退を決意しており、やはり京都サンガは終の棲家であるなと再認識した次第。

京都にいるときゃ忍と呼ばれたの~ 昔の名前で出ています

 

ダニエルロビーニョ(2015~2016) 48試合6得点

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群馬で14ゴールを挙げた翌年、京都が強奪。J2他チームのエースを引き抜くという京都らしさと、実績のある選手を抜け目なく強奪という京都らしくなさが同居した稀な移籍であったが、結論から言うと失敗であった。

もうまず群馬の時と違って全然身体がキレてねえ。それもそのはず、夏に岐阜に放出しようとしたら「肺塞栓症および肺高血圧症」で移籍破断。どうやってメディカルチェック通ったんだ…そらまあ病気になること自体はしゃーないけども…

カイケほどではないにせよ、とにかくinstagramのストーリー機能にドライブ中の動画を載せるインスタ芸人っぷりも気に食わなかった。お前のゴールより運転風景の方が見たわ。

 

フェホ(2015/7~2015/12) 6試合0得点

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札幌時代もネタを振りまいた爆速鉄人がJ2残留への切り札(?)として来京。なお昨年は北九州でもプレーした。あのパトリックから更に器用さ・決定力を差し引いた197cm92kgの巨体FWが右サイドを爆走する姿は一種のエンターテインメント。ハイライトは天皇杯立命館大戦。起死回生の同点ゴールを決めサポーターへ駆け寄るも「なにやっとんねんアホ。喜んでる場合かはよ戻れ」と罵声を浴びた。

 
イヨンジェ(2016~2017) 63試合11得点「イヨンジェ 京都」の画像検索結果

長崎からやってきた韓国代表FW。スケールの小さいファンヴィジョみたいな選手。京都に居た時は点の取り方をわかっていなかったが、今季岡山で覚醒中。既に11得点でJ2得点ランキング首位に立っている。出ていった後に花開くのも決して悪いことではない。

 

アンドレイ(2016) 37試合5得点

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ブンデスリーガへの移籍も噂される中でやってきたブラジル人イケメンボランチ。お値段がめちゃくちゃ高かった。それもあって1年でお別れに。

お高いだけあってテクニックもあったが、いまいち使い切れなかったなーと。個人的にはフェライニとか山村和也と被る。適正ポジションがよくわからない。

退団後は航空券墜落事故後のシャペコエンセにローンで加入。その後、リーグアンのナントへ移籍。ラニエリ、そしてハリルホジッチの下でプレー。

 
キロス(2016/7~2016/12) 10試合1得点

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ブラジル4部からやってきた長身FW。風貌はボクサーっぽい。お金がなかった事など色々あってそんなところから電柱FWを買ってきたはいいが、電柱のような図太さは微塵もなかった。唯一の得点よりも、「なぜキッカーを務める?」と京都サポ全員が疑問を抱くなか期待通りにPKを外した横浜戦の方が印象的なくらい。

退団後は中東へ移籍。信じられないのだが、18-19シーズンはセパハンでイランリーグ得点王に輝いた。うっそだろ???

 

ケヴィンオリス(2017) 27試合6得点


Jでは珍しいベルギー出身選手。Kリーグ経由でやってきた192cm91kgのガチムチFW。そのパワーはえげつなかった。彼と闘莉王との「ツインタワー」形成によって、攻め手のない2017布部京都でもJ2に残留できたのである。ありがとうケヴィン。ごめんなさいケヴィン。

ちなみに彼に密着したドキュメント番組ではド直球の名言が生まれてしまった。

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ハソンミン(2017) 25試合0得点

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Kリーグからやってきたファイター型ボランチ。カードコレクターと化し、ピッチ看板を破損させるなど荒々しさが目立ってしまった。

最大のハイライトはシーズン終盤戦の横浜FC戦。前半早々にイエローカード2枚貰って退場。試合後にあの名言が生まれてしまうのであった――


  

マティアスカセラス(2018/1~2018/7) 2試合0得点

f:id:nya137:20190613230923p:plainウルグアイボランチ。プレー動画で見たまんま、ローンでやってきたのに全く使えず契約途中解除。Youは何しに日本へ?あとなんであんなプレー動画で日本に連れてくる気になれたんだ。誰もがスーパースターなYoutubeの中ですら微妙なプレーヤーってねえ。

 

レンゾロペス(2017) 37試合11得点 「レンゾロペス」の画像検索結果

FWとして優れた選手ではないが、嗅覚はすごかった。スコアを順調に伸ばし、結果的にはJ2残留の立役者。同じクラブから移籍してきたカセラスとは違い、しっかり貢献してくれたので本当に恩人。

 

アレシャンドレ(2018/1~2018) 0試合0得点

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育成枠的にローンで獲得した19歳のブラジル人アタッカーだったが、チームの戦績が傾き外国籍選手枠を割いてる余裕などなくなったこともあり契約途中解除。なら最初から獲るなやとしか思えんのだが。この選手の人生やキャリアを簡単にぶち壊すところは京都の伝統芸。

 

キムチョルホ(2018) 0試合0得点

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謎外人が豊作だった2018年だが、第3GKに外国籍選手枠を割くという奇策には驚いた。なんで獲得したのかいまだにわからないが、インスタに延々とUPされる自撮りも謎でしかなかった。誰が興味あんねん!(CV.ヤナギブソン)

 

ウショウツォン(2018/7~2019) 0試合0得点

3人目の0試合0得点。0ばっかり並べて福本豊でも召喚する気か?J3降格の危機の中、なぜかJ1清水からやってきたJ未デビューのU19中国代表DF、今も在籍しているのでこれ以上の言及は避けておくがやはり謎でしかない。

 

カイオ(2018/7~2018/12) 15試合4得点

救世主その2。セレッソ横浜FCに居たあのカイオ。夏に加入すると、イージーな1vs1は決めきれない一方で理不尽ミドルを突き刺すなど残留に貢献。在籍期間は短いが残したインパクトは大きかった。


 

ジュニーニョ(2018/7~2019) 24試合3得点

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あのジュニーニョではない。JFLFC大阪から加入すると、主に終盤の切り札として起用されるように。献身的な守備はブラジル人らしくない(効いているかはさておき)

微妙に異物感があって、ドゥトラを少し思いだす。2018年は計7人も外国籍選手居たのか…

 

レナンモッタ(2019) 3試合0得点

レナン モッタ

7番を与えられた期待のニューカマーだが中々フィットできずに出場機会を増やせないでいる。このままフェードアウト感が半端ないのだが、、?

 

 

 

 

 

以上、やはり振り返ってみるとハズレばっかだな。