シーズン開幕。
年間20数試合の主催試合が収入の源泉であるJリーグクラブにとって、勝負の始まりであり、ファンサポーター・スポンサー・自治体・各マスメディア…ステークホルダーへの対応含め様々なタスクが錯綜するであろう正にド繁忙期。
特に今年の京都サンガは新スタジアム初年度。開催日のオペレーションはもちろん、想定される事象に対する準備活動で恐らく今期のJリーグクラブの中でも一番忙しいはず。
そんな忙しい中で、誰が悪いのかわからないが余計なことしてくれた感満載の事務トラブル。不適切とされる旗問題。そして新型ウイルスによる一部試合延期…
これでもかと盛られた突発的トラブル。お察しします。
とはいえ、1個だけ言いたい。
今年のスポンサー紹介どこいった?
毎度、新規スポンサーの紹介すら行わないことでおなじみの京都ですが、
さすがに年に1度の大した広告効果もなさそうなスポンサー紹介すらすっ飛ばすのはまずすぎる。それで「貴社の知名度、ブランディング向上に寄与~」ってどの口が言うんだ。
ということで昨年のイヤーブックと2020年3月1日現在のHPを見比べながらスポンサー様を以下の通りリスト化。
赤字は新規先。青字はランクアップ。
※一部、支社によるスポンサードも含まれます
今季よりユニフォーム鎖骨スポンサーへランクアップしてくださった堀場製作所筆頭に新規/ランクアップ先もいくつか。特にブロンズスポンサーが無くなった事でシルバーへのランクアップが目立った。しかし各ランクの違いがわかりづらい。
昨年の京存共栄パープルが何社かイヤーブックでは紐解けず、全体数の比較としてはあくまで参考値ながら2019年291社>284社。
昨年の京存共栄パープル分抜きでも頭数は減っているように見えるのだが。真相は如何に。
他クラブでは、スポンサーが追加されればその都度単独でリリースを出すところもあります。というかそれが普通だと思うけど。
スポンサー事例 | セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA
中には丁寧にこんなページを作るクラブも。
「スポンサーアクティベーション」がお題目のごとく散々復唱される中、ほんとのほんとの最低限、紹介ぐらいはやってよね。広告料収入の伸び悩み以前に既存スポンサーの離脱率が決して低くない要因の1つではあるだろうし。
そして読者の皆様におかれましてはできるだけスポンサー様の製品・サービスを利用しましょう。
とりあえず私は北九州遠征の足を日本旅行様の新幹線パックで確保したいと思います。