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サンガスタジアムbyKYOCERAでのテント泊が最高だったお話

 

今回はこれに参加してきた話。

 

 

 

最近顕著なスタジアムでのテント泊企画

実は関西では、キャンプブームにあやかってなのか、Jリーグクラブのホームスタジアムでのテントキャンプ企画が目立っている。

【2022 スタジアムキャンプ in ヨドコウ桜スタジアム】参加者募集のお知らせ | セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト | Cerezo OSAKA

第2回「ガンバ大阪☆防災キャンプinパナスタ」スタジアムキャンプ1泊2日で防災を学ぼう!開催のお知らせ|ガンバ大阪オフィシャルサイト

 

京都の場合、天然芝の張り替え工事を直前に控えていた事から、人工芝部分でのテント泊+試合後のピッチに入る事もできる又とない企画に。世界で最もサンガスタジアムを愛する人間の内の1人として勿論参加したのであった。

 

 

筆者はキャンプ未経験であったが、一切問題はなかった。

屋外とは言え全面屋根に覆われた大規模スタジアムの中での催しである事、テント用具のレンタルや指導者の設営レクチャーがあった事(テント所有者向けに場所だけを借りるプランもある)、そしてスタジアムの管理者で本イベントの主催者であるビバ&サンガのスタッフ大勢のサポートがあった為、非常に快適な時間を過ごすことができた。ありがたかった。

 

 

初回イベントという事もあり、かなり万全の体制が敷かれていた気はする。もし二度目があった際は気軽に参加してもらいたい。

(指導者から説明を受けている図)

 

 

天候も夜中の一時的な雨以外は問題なく、暑さも消灯後は和らいで概ね快適だったと思う。こんな企画でしか覗くことのできない、真夜中のサンガスタジアムを体験できた事もマニアとしては大変嬉しい。開放感も凄い!

 

 

また今回は、主に試合観戦後のサンガサポーターと、アウェイチームであるサンフレッチェ広島のサポーター一家が1組参加されていたが、例えば少年団や部活動単位で企画してみるのも面白いかもしれない。

 

以前にファジアーノ岡山がチームビルディングの一環で無人島キャンプを実施していた時期もあったが、子供たちにとって集団行動等楽しみながら学ベるものも多い。

運営に人手とパワーこそ掛かるが、逆を言えば各競技団体の指導者や保護者だって日頃悩まされている事だろう。特にこのコロナ禍では学校行事にも制約がかかり、日々の思い出作りすらままならないことも多かろう。何もサッカーチームに限る必要もない。

工夫次第ではサンガスタジアムそして京都サンガへの接点を違った角度から作る事もでき、各関係者が利するものが構築できるのではなかろうか。そんな事をふと思った。

 

 

 

憧れのピッチに足を踏み入れる貴重な機会

テントの設営後はお待ちかねの時間。

天然芝のピッチに足を踏み入れ、ボールだって蹴れてしまう。ほんの1時間前までJリーグの公式戦が行われていたピッチにはスパイクの跡をはじめ芝のダメージも目立つ。

 

 

各々自由にボールを蹴ったり、ゴールが用意されてちびっ子向けにミニサッカーも始まるのだが、そこにサンガでも2012〜2013シーズンの2年間活躍した元Jリーガー原一樹さんがスペシャルゲストとして加わるサプライズ。

先日、京都新聞の写真企画「カメラは見た」の取材を受け、紙面に大きく取り上げていただきました😆🎶
ありがとうございます🙇‍♂️

『元サンガ 
原一樹のセカンドキャリア』
ストライカー経験、
全国に伝える

是非見てみてください🤩#原一樹#京都新聞#薄田和彦#ストライカークリニック#striker_labo pic.twitter.com/T4tiH8E8qL

原一樹 (@kazuki_hara10) 2022年7月14日

 

サンガ内部にいる安藤BAらのプチ参加はあり得るかなーと思っていたのだが、参加者集合時点で居られたので驚いた。ゲームに混じってからはパス貰っちゃった。やったぜ。

現役時代から明るいナイスガイって印象が有ったけど、子供も含め周りの乗せ方というか実直な人柄が表れて居られた。

 

 

やはり天然芝の上で走ったりボールを蹴るのはとても楽しい。気分が高揚する。

それがサンガスタジアムのピッチ上となれば、大事な記憶の一つになるだろう。

 

昨年、東京五輪聖火リレーで芝が荒れてしまった際には色々な意見が散見されたが、プロ仕様のフットボールスタジアムは細心の注意を払いながら試合以外にも「芝を使っていく」べきもの。

なので音楽ライブ(この立地で誘致できるかはさておき)等の大規模イベントも勿論のこと、時にはこうした採算性こそ低いかもしれないが多くの人が気軽に体験できるイベントにも用してもらいたい。

 

 

24時でピッチ利用が締め切られた後は就寝準備へ。

お風呂は選手が使うシャワールームを利用(浴槽はなし)。ロッカールームもちらっと見えちゃう。

 

 

そして翌朝はVIPラウンジで朝食を取り、ヨガプログラムやテントの片付けを経てお開きに。テラプラスの上にも初めて乗った。



 

 

こんな体験ができてお値段1人1万円はちょうど良い「お買い得感」でした。

 

サンガスタジアムでこんな体験ができるだけでも素晴らしかったのですが、ソフトドリンクも2本貰えたり(おそらく熱中症対策を兼ねてる)、きめ細かなサポートが行き届いていたのが本当に良かったです。

 

サンガのファンクラブ向けフェアプレーフラッグベアラー等もですし、今後も「ならでは」な体験ができるプログラムを組んでいただけると嬉しいなと思います。お金も落としますので。

どうしても外野の人工芝を利用したイベントを良く組むプロ野球と比較して、芝を気にして制約が多いですからね。

えっ!さっきまで試合していたグラウンドに降りられるの!?ツアー |プロ野球見学ツアー・ドームツアー | 京セラドーム大阪

7/16(土)、7/17(日)試合終了後、グラウンド開放イベント開催!『ウォーターサバゲー』他、水を使ったイベントで夏を満喫しよう! | 横浜DeNAベイスターズ

 

 

そして、またこうした企画があれば是非皆様も参加されてみてはいかがでしょうか。