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大河正明Bリーグチェアマンによる講座と感銘を受けたハンナリーズの演出

 

2月9日に行われた京都ハンナリーズvs新潟アルビレックスBBの「前座」として、Bリーグチェアマン大河氏によるトークショーが行われたので拝聴してきました。(もちろん観戦も)

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今回はそこで感じた事をば。

 

 

前座・トークショー

スポーツビジネス講座と銘打ってあったものでしたが、そこまで専門的な話はせず。個人的にもそれで良かったと思います。参加者層がわからないし。

最初にBリーグから昨年10月にやって来たというハンナリーズの安田さんから、「今日の事をSNSで発信してほしい」「インターン生募集中です」と二点伝達があったあと、大河氏に安田氏がインタビューする形式で展開。

以下はトークショーの中身です。ツイートを貼る形で。

 

少し押して、一時間強でトークは終了しました。

 

 

ハンナリーズvsアルビレックス

そのまま招待券をいただき観戦へ。

Bリーグ統一後はじめてハンナリーズの試合観戦となりましたが、bjリーグの頃と比べてかなり進化している印象を受けました。

特に変わったように感じた点はこの2つ。①ホームアリーナ感向上への打ち手②特徴を活かした演出です。

 

「ホームアリーナ感向上への打ち手」

まずハンナリーズハンナリーズアリーナをメイン会場として使用していますが、アリーナとは名ばかりでどこにでもある「市民体育館」です。

サッカースタジアムと国体仕様陸上競技場との差を比べると、屋内なので雨に濡れる事も無いし、選手までの距離も近い(この日も五十嵐圭の顔が識別できるほどだったし)。けれども、興行と競技運営の両面において"構造上できない"が故の困難は多数あるでしょう。そしてその困難の中から最も大きな困難をどれか1つ挙げるならば、私は「ワクワク感の欠如」だと思います

優れたハコは入場時から興奮を増幅させますが、ダメなハコではそうはならない。「スポーツビジネスはサービス業」。目に見えない価値を提供して対価を得る以上、スタジアムやアリーナによる物理的なエンターテイメント性の欠如はプロスポーツクラブにとって大きなハンディとなります。

(写真上:市立吹田サッカースタジアム・写真下:西京極陸上競技場)

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だからこそ、プロスポーツクラブには顧客の高揚感を高める仕組み作りが求められます。例えるならばディズニーランドが夢の国であるように、一貫したコンセプトを会場の至る所に息づかせることが必要です。

この点において、ハンナリーズが単なる市民体育館をハンナリーズのホームに染める努力を行っていたのは、決して無駄な努力ではないと思います。もちろん、本当に顧客満足度の向上に繋がっているか更なる精査が必要だとも思いますが、市民体育館の無機質さが目立つようでは「ハレ」の場にはなれないのですから。

(写真:ハンナリーズ試合会場)

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(写真:京都サンガ試合会場)

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(ウィルコムっていつの時代だよ!)

 

 

「特徴を活かした演出」

バスケットボールはアメリカンスポーツ。アメリカンスポーツと言えば…?

そう、所々に「間が空く」のが特徴です。

サッカーやラグビーはハーフタイムにしか間が空きませんが、バスケはクォーター制。更にタイムアウトも存在します。そういえばバレーボールもアメリカ発祥ですね。アメリカンスポーツではプレーが一定期間途切れる間があり、その間にチアリーダーをはじめとする演出を打ち出す事でエンタメ空間を作り出すことができます。野球が顕著ですが、ビールやフードを調達しに行く時間にもなるでしょう。この日は飲み放題サービスも行っていました。

 

またバスケは屋内競技ですから、光や音による演出が容易というアリーナスポーツの特徴も持っています。ハンナリーズは以前に訪れた時も間が空いた時に演出を行っていましたが、bjの頃より洗練された印象を受けました。特徴を活かした演出は非常に良かったと思います。(ハーフタイムライブを聞く限り音響設備はダメっぽかったですが、これは先述した「アリーナの物理的な問題」かな。)

なにより、観客参加型のイベントが複数あったのはナイスな打ち手でしょう。

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(ブーイングの表示に変化があったのも良い打ち手だと思います)

こうした打ち手を繰り出せるのは、自分たちの商品の特徴をきちんと把握しており、やりたい事とやるべき事が明確になっているからこそ。一方で、厳しい事を言うと"ハンナリーズである意味"が欲しかったかなとも。

スポーツの場に人を呼ぼうとなると「エンタメ性の向上だ!」となりがちですが、エンタメ性を向上させてディズニーランドやUSJと競うのであれば厳しい戦いになるでしょう。エンタメ性の向上は必須ではあるのですが、+独自性がないと厳しい。まあ私はまた見に行きますが。

(ハンナリーズに限った話ではなく、日本のどのスポーツクラブも基本的にこの課題を解決できていないと思います)

 

入り口自体はイベントでもマスコットでもグルメでもなんでもいい。広ければ広いほど可能性は高い。けれども、愛着を持たせるには着地点が無ければいけない。

地方のJリーグクラブやBリーグクラブなら競合相手もないから容易でしょうが、都市部のクラブはクラブへの強い愛着を持つまでのルート整備がより重要。その点、バスケは応援スタイルや観客参加型イベントの強化を通じて一体感を作り出すことが容易なので、得かもしれません。

 

 

 

最後に

ハンナリーズは「勝ち負けに左右されない観戦体験」と「勝利時の価値最大化」ができている様子。当たり前の話ですが、勝ち負けを完全にコントロールすることは不可能です。なのでスポーツ興行をする上では、リスクを軽減し価値を最大化することが求められます。ほんとに重要です。

ハンナリーズは今後はこの両軸をより確かなものにしていく事が必要でしょう。

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一方、京都サンガはどちらもできていません。型無し状態です。

なので、今年は勝った試合も負け試合もgdgdと挨拶だけして終わりじゃないですよね?今年もプログラムをきちんと組めないなんてことはないですよね?J1・J2で勝ち試合の後にスタジアムに残っているファンが1000人を切っている寂しいスタジアムって西京極だけだと思いますよ~~改善しないと~~

2018年にもなってこんな簡単な事すらできなかったら末期だからね。

 

 

 

ではまた

 

 

京都サンガよ、無意味にSNSを乱用しないで

最近の京都サンガ公式SNSに対する感想をそのまんま形にした記事を発見した。

オリ「耳が痛い」、球団SNSに学生がダメだし:朝日新聞デジタル
www.asahi.com

関大は球団の公式インスタグラムについて提言。11月のある週の1日の平均投稿数をみたところ、オリックスは10・5。阪神の2・4、ソフトバンクの0・2と比べて圧倒的に多かった。

 一見、「マメな」投稿に見える。ところが学生らは「多く投稿されると、友達の投稿にたどりつくまでに時間がかかる。結果フォローを外すことにもなる」とダメだし。「投稿こそ一球入魂」とまとめた。

ぐうの音も出ない正論とはこのこと。ズバリである。




そもそもSNSは、ネットワーク上で「自らの手によって」、「(概ね)リアルタイムに」、「全世界へ発信できる」、「(基本)双方向型」の交流ツールである。

youtuberやインスタグラマーといった用語が定着したように、いまや一億総メディア時代。「報道量が少ない」などと言われるJリーグクラブには持ってこいのオウンドメディアと言えるかもしれない。活用しない手はないだろう。
実際、2017年度のJリーグ観戦者調査結果が公表された際に、SNSを活用したプロモーションが入場者数の年齢層等に好影響を与えたとの見解をJリーグも示している。
www.footballchannel.jp



だが、(概ね)などと付け加えたように、SNSは各ツール間でそれぞれ特徴が異なる。

例えばLINE。
LINEは立ち位置的には連絡ツールのような存在であり、双方向性はあまり無い。公式アカウントを所有しているJリーグクラブも、試合結果やチケット情報などを直接伝達する手段として活用しているケースが多い。
キャリアメールより断然利用頻度が高く、通知が来てから既読するまでの間や既読率そのものもメールマガジンより高いと推測されるから、見てほしいお知らせを届けるのに一番適したツールとして使われているのだろう。

当たり前の話ではあるが、SNSはこうしたツール単体の特徴と自らの狙いを適合させる事ではじめてうまく活用することができる。




話を元に戻す。
京都サンガ公式instagramの投稿が、新チーム始動そして沖縄キャンプ突入に伴って非常に増えている。「投稿が多すぎて邪魔」という感想を抱くほどに。

Repost(Retweetと同じく他者の投稿を自分のTLに引用する行為)を除いた、1月1日からのサンガ公式アカウントの投稿を数えてみると、

1月2日=1投稿(本多誕生日)
1月10日=3投稿(指名練習開始)
1月11日=3投稿(指名練習2日目)
1月15日=5投稿(始動日)
1月17日=9投稿(新体制記者会見)
1月18日=1投稿(望月誕生日)
1月19日=1投稿(宮城誕生日)
1月21日=9投稿(初の練習試合)
1月22日=4投稿(練習試合翌日でレクリエーションメニュー)
1月25日=1投稿(集合写真撮影)
1月26日〜1月31日=開幕戦カウントダウン写真×1
2月1日=10投稿(カウントダウン+キャンプ初日分×9)
2月2日=1投稿(カウントダウン)
2月3日=10投稿(カウントダウン+キャンプ2月2日分×9)
2月4日=8投稿(カウントダウン+キャンプ2月3日分×6)
2月5日=5投稿(カウントダウン+キャンプ2月4日分×4)

重い……。


もはや説明不要なくらいだが、instagramは写真共有型のSNS
他のSNSと違い、写真・動画がメインで文字は補足でしかない。また、2016年からは24時間すると投稿が消滅する「ストーリー機能」も追加されている(もちろん写真・動画がメイン)。
写真なメインなSNSであることもあってか、基本的にユーザーはtwitterほど投稿頻度は高くなく、ストーリー機能へ1日複数回投稿することはあっても、通常の投稿を1日に何度も何度も分けて投稿するのは希である。
特に、1投稿につき最大10枚の画像を添付することができるようになってからは、旅行の思い出もスポットスポットではなく1日単位で区切って投稿したりするケースが多いと感じる(個人の感想です)

そんな投稿の頻度が高くないツールで、いきなりバーっと投稿されてもオリックスバファローズが指摘を受けたのと全く同じ感想を抱かざるを得ない
公式戦ならわかる。しかし、たかだか練習や練習試合でただ写真だけを複数に分けて投稿しても、「別にインスタじゃなくてよくね?」という気持ちにしかならない
京都サンガF.C. (@kyotosanga_official) • Instagram photos and videos
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少し擁護するならば、現在のinstagramは時系列で表示される訳ではないので目に止まるようにプッシュしているのか。はたまたフォロワー数にノルマが課せられて、投稿数を増やしているのか。狙いがあっての行動ならまだ理屈自体はわかる。
それでも昨年のトップチームの攻撃同様に利口とも再現性が高いとも思えないし、instagramは拡散性が高いツールではないのでプッシュ型のサービスではない。


ちなみに、「日記」的な要素が強いfacebookの投稿は1月17日以来ない。元々facebookは力を回す余裕もないのだろうが。
だが写真を複数枚UPしてレポートするのであれば、Facebookやサンガ日記(公式HP内の1コーナー)の方が適している。
(もっと言うと、検索に引っ掛かるようにせめて名前を「京都サンガF.C. / KYOTO SANGA F.C.」としてほしい。youtubeの動画タイトルもそうだが、少しでもリーチ数や登録者数を増やすための単純な努力が足りなさすぎる)
また、拡散性のあるtwitterならば、数打ちゃ当たれの精神も決して悪くはないし、RTを介して他サポに広まる可能性も考えられるから、新加入選手を推して「お、元気にやってるな」と思わせてフォロワーを増加させるのも1つの手である。しかし、こちらもinstagramと比べて投稿数そのものが少なく、特筆すべき投稿もない。
なぜinstagramなのだろうか?




例えば他クラブのinstagramだと、マリノスや名古屋といった広報活動に力を入れているクラブだけでなく、柏や横浜FCのように「京都と体質が似ているダメな所」もinstagram仕様に合わせて活用している。
名古屋は加工こそ少ないが、オフの様子など選手の素の部分をPRしているのがわかる。
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(なお、ガンバみたいに元々のサポの母数が多いからフォロワーも多いだけで酷いところも勿論存在する)
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横浜FCでできるのであれば京都もできるだろ」と思ってしまうのは私だけではないはず。




サンガと他クラブでこうした差が出る理由は2つある

1つ目は「絵が描けているかいないか」の違い
KGIだとかKPIなんて言葉があるが、"入場料収入を増やす"といった目標から逆算して手段が練られていないから、ただこなしているだけ状態に陥ってしまう。
何の為にSNSを活用するのか?最適な手段・手法は? 根本から見直さなければいつまで経っても今の低レベルなままだろう。京都サンガとはいったいなにをする集団なのか?京セラ子会社なのにフィロソフィーがなってない。

USJ再建の森岡毅が語る、マーケティング下手な企業に足りない3つの視点 | マーケティングが「機能する会社」と「機能しない会社」は何が違うのか? | ダイヤモンド・オンライン
diamond.jp


2つ目は「スタッフへの負担」が大きい
これは京都サンガ以外のJリーグクラブにも言えることなのだが、「降格や低迷を恐れてチーム強化費に真っ先にお金を回す→残ったお金でやりくりする→収入が伸び悩む→強化費が増えない・・・」というの負のスパイラルのしわ寄せがスタッフにいっていてつらい。夜中遅くの更新を見て「良いね!」という気持ちにはならない。一応押すには押すが、もはや「お疲れ様…」という意思表示のいいねである。
余裕があれば、個人でベンチマークして改善する事だってできる可能性はあるし、そもそもエキスパートや簡略化するハードに投資すれば解決する話。(結局1つ目に行き着くが)

スタッフより、来年にはもうチームからいないかもしれない選手の方ばかりに金注ぎ込んで何が得られるのか?
理想像が描けない。自分達の問題点を認識していない。認識していても改善する為のリソースが割けないから直らない…そんなクラブ、もう止めたらよろしいやん。






結論としては、まず現在のinstagramの活用方法を即見直すべきである。
もっとinstagramに適した投稿をinstagramに適したペースで投稿しなければならない。私がターゲット外なだけで、狙いと勝算があって確実に結果が出ているのであれば大幅に変える必要性はないが、そうであるとは思えない。ニーズから外れすぎ。もっと絞って、公式SNSだからこそ&instagramだからこその打ち手がいる。

また、J2下位のように予算がカツカツで、人件費自体も限られながら必死にやっているクラブならまだしも、年間10数億収入があって『昇格は難しい。若手を鍛えて躍進する』クラブなら組織の建て直しに回せる金は当然出てくるはず。
収益に結び付きづらい「instagramにリソースを割け!」なんて馬鹿なことはいわないが、マネジメントできる人材・スポーツビジネスなどの専門知識を持った人材・営業の登用やハードへの投資を経営者が行う必要がある。
"我々は、チームが強くなればフロントはいつかは大きくなるだろうと思って必死でチーム、チーム、チームでやってます。でもそこは、やはり少し違うんじゃないかなっていうのは思います"と、「おいおいおいおい、1990年代か?」とツッコミたくなるような事を言ってしまう人材が事業本部長を務めてなにができるのか。



Jリーグ加盟数年のクラブならまだしも、20年経ってこれではJリーグのお荷物でしかない。

【定点観測】京都スタジアム(仮称) 建設地見学 2018年1月31日

建設地の変更(京都・亀岡保津川公園内→亀岡駅北開発地区)以降、初めて亀岡を訪れたので建設現場一帯を見てきました。

 

撮影場所は下の画像通りです。

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①・②駅展望デッキより

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田畑が区画整理された以外は3年前とそう変わらないなという印象。

高く盛られた土砂と吹き付ける風が未開発感をより引き立たせる。

 

参考:2015年2月

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③駅北余部線と亀岡駅北線の交差点(T字路)よりf:id:nya137:20180201165848j:plain

現状、駅の東側にしか駅北側へと通ずる道がないため、西側にも道路が新設されます。その新設道路と駅から伸びる既存の亀岡駅北線の交差点から、南西方向の商業ゾーン・住居ゾーンに向いて撮影

 

 

④・⑤スタジアム北西側より

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スタジアム北西側(ホームゴール裏側)から南へ向いた視点。駅北側から直接スタジアムへ向かう場合、来場者は私と同じ道筋を辿り、必ずこの北側から各自のゲートへ向かうこととなる。

ブロックでしきられている部分はスタジアム外周道路として整備され、道路左側(東側)にスタジアム本体が整備されます。

 

将来イメージ図

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⑥スタジアム北東側より

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後述しますが、現在使用されている道はスタジアム開業時に形を変えている予定ですので、スタジアム北東部分では様々な場所から複数枚撮影

 

 

⑦・⑧・⑨スタジアム北東側より

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スタジアム北東側(バックスタンド側)から南西側を見て撮影。

1枚目の眼前に広がる道は多少拡張などあるかもしれませんが、竣工後も外周道路として使われる予定です。また、騒音と振動のモニタリング機械が設置してありました。

 

 

⑩保津橋より

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スタジアム東側の保津橋からの視点。アウェイゴール裏側

 

 

 

今回は日没時の撮影となった為に、最後の方は明るく加工しないとダメでしたがこんな感じです。

定点観測とは銘打ってますが、現在の道路状況とスタジアム工事後(?)の道路状況とでは微妙に変化する見込みですので今後どうなるかはわかりません。ですがポイントを増やしつつ、出来る限り追っていきたいと思います。

 

以前

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現在

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(元動画:https://youtu.be/OrSE2UW0XR0)

 

これから

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(転載元:二ノ湯しんじWeb)

 

 

 ではまた

 

京都スタジアム(仮称)、着工

 

1月20日。

遂に、1992年7月のスタジアム建設表明から26年弱の紆余曲折を乗り越えて、京都スタジアム(仮称)着工の日を迎えることができました。

 

 

 

2010年からの計画だけを切り取っても、建設地変更等本当にいろいろあっての着工。

府知事、市長、理解ある地権者、予算承認に関わった各議会議員、なにより一番汗をかかれたであろう担当職員全員に心から感謝申し上げたい。そして、竣工まで工事がストップすることもなく、無事に進んでほしい。

 

 

 

なお、工事と並行してスタジアム運営にまつわる3つの計画が目に見える範囲では進行しています。

一部は以前の記事にも書いてますが、新しい動きも見られた為、再度備忘録的に。

 

 

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スタジアム運営者・運営権をどうするかの検討

現在は運営事業計画の策定が行われているものと思われる。計画の策定はPwCアドバイザリー合同会社が運営権PFI事業導入可能性調査(要するにコンセッション方式導入調査)に引き続き行っており、「スタジアム・アリーナ改革推進事業」の第2期公募分支援対象に採択されている。この支援というのは「事業計画策定に向けて設ける官民連携協議会の開催費、関連調査費に充てる補助金」であり、「京都府公民連携プラットフォーム・京都スタジアム(仮称)分科会」にて民間事業者らなどから運営計画におけるアイデアを募集したり、実際にスタジアムを多様なシーンで利用する機運の醸成などが図られる。運営の実施方針自体は平成30年度中に決定される予定である。

 

亀岡市のシンボルプロジェクト

これは市民参画型の会議体を亀岡市が設け、スタジアム開業に向けてまちづくりにどう活用していくか議論し実行していくものである。

 

地域未来投資促進法同意基本計画

これについては以前まとめましたが、その後に京都府の政策提案・要望が公表され、府は同意計画に対する地域創生推進交付金の申請を行っている事がわかりました。

内容を見る限り、基本計画内に記述されていたICT環境の整備等に関して要求を行っており、スタジアムの機能高度化とスタジアムを核としたまちづくり実現に向けて期待が更に膨らみます。例えば、サンガの試合を見に来た人を街に誘導するだけでなく、アプリ等利用者ら(=亀岡市民や観光客ら)をサンガの試合に誘導することも当然可能になるわけで。

もっと言うと、亀岡にスタジアムを建設した要因の一つに「府北部と府南部の中間地点」を挙げているので、府北部・南部の観光地や近辺の嵯峨嵐山エリア、またサンガそのものと色々絡めていけるともっと面白くなるのですが…

 

 

 

そして、スタジアムの工事自体は2019年12月末頃まで行われ、2020年春に開業を迎える予定。

比較材料として市立吹田サッカースタジアムの建設工事の様子を引っ張ってくると、大体着工から半年~7か月ほどは基礎部分の工事なので見た目は地味。それ以降はニョキニョキと組み立てられていく…はず。定点観測するにしても、わかりやすい変化が出るのは夏以降だろうから注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

2017シーズン選手短評

 

GK

No.1 菅野孝憲

昨年に引き続きキャプテンを務めた守護神。終盤はケガを機に清水と入れ替わる形となったが、守備網がズタズタだった中で好守を見せて勝ち点の積み上げに貢献した。豊スタでのゲームと群馬戦(H)終盤の鬼セーブ2連発は忘れない。

一方、パフォーマンス以外で疑問を抱かざるを得ない点もあり、今オフは出ても残っても「うーん…」と思っていたところに札幌と個人合意の報道。現状考え得る選択肢のうち最もwin-winな選択肢ではないだろうか。今となってはあのコメントの意味も分かる気がする。

新千歳からもハワイ行の便は出ているようなので心配ないだろう。可愛い奥さんと娘さんとお幸せに

 

No.21 清水圭介

残留争いを繰り広げた15年にチームを救った守護神が終盤戦にポジションを奪取。残留に大きく貢献した。

J2ではどう考えても優秀なGKであり、絶望的な被決定機でも彼の正面にシュートが飛んでくる。ポジショニングが凄いという事なのか。無事に契約更新し、来季は開幕から1stチョイスとなる事が予想される。来季、まず降格から免れるには彼の神がかり的なセービングが必要だ。

 

No.29 永井建成

熊本からやってきた長岡京っ子。京都橘出身で、仙頭らと京都橘カルテットが誕生も、出場機会には恵まれなかった。

選手の入れ替えが激しい京都において、SNSの更新等ピッチ外での貢献度が高い選手はサポからすると「優等生」的な扱いを受ける傾向にあるが彼もそうであった。プロ入り前の大会会場のトイレでばったり一緒になった事もあり縁を感じていただけに←、いわきでも頑張ってほしい。カテゴリーは落ちるが、クラブハウスやクラブそのものの質はあちらさんの方がはるかに格上である。

ただ、1つ言っておきたいことがある。彼が悪い訳ではないのだが、29番は奥川→沼と31番と似たような「ユース上がりの前目のタレントが背負う期待の番号」的ポジショニングとなりつつあった。それがいきなりGKの番号に逆戻り(※奥川以前は杉本大地の番号)。アホ???

 

No.34 若原智哉

二種登録されていた京都U18の守護神。世代別代表なので確実に上げるとは思っていたが、無事にトップ昇格が決まった。

現段階でGKが清水と若原しかいない状態にあり、ルーキーイヤーにベンチ入り・出場もあり得なくはない。でも、できればGK3人体制の若原は鳥取期限付き移籍というシナリオがベストである…セカンドチームを所有していないデメリットは大きい。

 

 

DF

No.2 湯澤聖人

監督と共に柏からレンタルで加入も、通年での活躍は果たせず。柏へバックからの甲府へ完全移籍が決まった。

サイドバックとして起用されればもっと目途のたったと思うが、左サイドをただふらふら上下動させてもなんの意味はなかった。器用さがあるような選手ではない。あと個人的な偏見かもしれないが、走っている時の上半身と下半身のバランスがサッカー選手と言うよりラガーマンやアメフト選手にしか見えない。三根もそうだったが凄くアンバランスに見える。矯正しなくていいのかな。

 

No.3 高橋祐治

そして全員いなくなる

イケメン生え抜きCBは鳥栖がお買い上げ。鳥栖甲府に引き抜かれるのが京都サンガさんなんです。営業収益が20億にすら載らないんです。

高さはあるものの、どこかふわっとした仕上がりのまま(24)に。すまぬ。鳥栖で伸びシロを埋めてくれ。

 

No.4 田中マルクス闘莉王

残留の立役者。今季はほぼFWとして出場も、圧倒的高さとファーサイドへ逃げて叩き込む巧さにシュートセンス、"時折"見せる本職ならではの勘所をおさえた守備はさすがであった。ありがとう。

が、しかし、あまりにも重すぎる。守備タスクが軽いのはわかるが、カウンター時にゴール前まで走れないとか、競らないとか、あまりにもコンディション不良すぎる。そのような状況でも必ず90分ピッチに残り、メンバー入りを果たし、通算100得点を果たした途端数試合休んでいたのは…練習もろくにこなせていないとの話が聞き漏れてくる選手を起用するチームに健全な競争環境があると言えるのだろうか。

あと、ファンサービスはプロサッカー選手として最低限度のことはこなしましょう。こなすようにクラブは契約に盛り込みましょう。管理不行き届き。

 

No.6 本多勇喜

器用さはないけど色んな意味で頑丈なSBなだけに、今年の京都においてもまあまあ輝いた。ボールをただ前に蹴るだけの時期はため息しか出なかったが。仕方ない。

もうちょっと賢い選手に化けてほしいのだけど…来季もよろしくお願いします

 

No.15 染谷悠太

セレッソに移籍した時から年々粗さが増していてなんとも言えない。昨年はコンディション不良感が凄くて、今期は改善されたようにも思えたが…結局逆戻りか。

空中戦に絶対的な強さがあるわけでもないし、地上戦でやられることも多いし、手使う頻度も変わらないし、復帰3年目となる来季は色々と勝負の年なので頑張ってほしい。一番輝いたのが最終戦の「しゃべるから黙れ!」では困る。

 

No.17 牟田雄祐

ケガから復帰も試合勘のなさかパフォーマンスは低調、夏場に今治期限付き移籍となった。

来季は活躍してくれないと困るので頑張って

 

No.24 内田恭兵

石丸監督の下でSHとして使われることも多かったが、今期もSH(WB)起用がちらほら。しかし帯に短し襷に長し感は払しょくできず、契約満了に。スピードと運動量がストロングポイントだと思うけれど、足つる試合が2回あったのはなあ…

昨年の豪快なプロ初ゴール以降、積極的にこぼれ球はぶちこんでいくようになったので褒めて伸びるタイプだと思う(勘)。長野でもっと成功体験を。

 

No.25 麻田将吾

U18から昇格のルーキー。試合出場も果たすも、スタメンを飾った金沢戦では前半で下げられた。その後のフォローについて何も聞こえてくるものが無いので判断がつかないが、あれもどうなんだか。仮に監督がフォローしたのなら、それはクラブがオウンドメディアで語ってほしいものだが。ストーリー性が無さすぎる。

カマタマーレへのレンタルが決まったので、ジプシー状態の讃岐でもまれてほしい。セカンドチームも選抜チームのないので、J2・J3の出られるクラブへ移籍するのは良い移籍。頑張れ~~

 

No.26 下畠翔吾

今期はCBとボランチで起用。いぶし銀の活躍を見せた(まだ25歳)。右SBに戻ってほしいが、、、

宮吉駒井伊藤久保原川高橋…そして下田軍団。皆がいなくなる中で1人残り続け仕事をこなす。これを野口メソッドと命名したい。

来季も頼んだミスターサンガ候補

 

No.30 石櫃洋祐

今年も右サイドを爆進。前線の高さに頼りきりのチームなのにクロッサーがそんなにいない。というかクロスを上げる場面を作り出せない事と、プレースキックを蹴れることもあって重宝した。

が、来季で(35)。フロントは世代交代を考え続けなければならない。

 

No.41 土屋往夫

夏場に甲府から加入。本人は悪くなかったが、チームと合わなかった。

高さに分のある土屋を取ってきて、「これからはDFラインを高く設定したサッカーを」と語り、数試合で吉野をCB起用し始めたのはギャグ以外のなにものでもない。可哀想である。

お子さんがまた生まれたことだし、来季もどこかでプレーする姿を見せてほしい。

 

 

MF

No.5 吉野恭平

なぜJ2にこんな選手がいたのだろうか。本当にありがとう。

正直手放しで褒められるプレーをしていたかというと言葉に詰まるが、今期の京都で、全てを任せられた中で、あれだけやってくれたらサポーターは感謝するしかない。仕方ないじゃん、布部京都だもん。

これくらいの選手がひっそり欧州組として活躍して、また新たな若手がJでプレーして…となると、もっとレベルが上がると思うんだけどなあ。広島で頑張ってね。町田戦のあのゴールパフォーマンス、忘れないよ。

 

No.7 田村亮

完全にSHとして起用されているが、これでいいのか。

サンガ初ゴールを奪うなど昨年以上の活躍を見せたが、出場機会は今年も限られていた。プロ入り以降、キャリアの積み方としては順調ではないのだが、フロントはどう考えているのだろうか?頑張ってくれ~

 

No.8 ハソンミン

プレー集の時点で嫌な予感はしていたが…Jには合わない選手であった。

ただ、彼も被害者な一面はあり、コンディション不良と相まって「こんなはずじゃ…」という思いは強かったはず。京都での挑戦は失敗に終わったが、来季は再びキャリアに輝きを取り戻す活躍を期待している。

 

No.14 仙頭啓矢

橘カルテットの1人。高校時代はFW、大学時代はMFでの活躍が主だったが、京都ではボランチで起用されるなど中盤で重宝された。しかしチームスタイルがキック&ラッシュへと変更すると、完全にポジションを失ってしまうなど受難のルーキーイヤーに。

それでも終盤にはOMFとして定着し、24試合5ゴールと合格点の出来。

フィジカル面での強化と、プレッシャーに対する強さを磨いてほしい。後ろからのプレッシャーに弱いのはボランチ向きではないように思う。年パスのお礼レターのサインが仙頭だったので来季はより期待するよ~~

 

No.18 望月嶺臣

小兵なボランチ。パスの技術は確かで、数少ないレシーバーとして活躍を見せた。

しかし、守備とフィジカル面での弱みが露骨に出てしまう。キック&ラッシュスタイルだっただけに尚更。

もうちょっと守備面で活躍を見せてくれるといいのだが…来季加入するボランチも似たような選手ばかりなので、1stチョイスとなる可能性はかなり高い。頼みます。

 

No.20 伊東俊

山形から来たテクニシャン、活かしきれなかった。ボールテクニックは確かで、攻撃面で気の利くプレーができる選手だと思うのだが、チームのスタイルと適していなかったの一言に尽きる。小兵だし。あとボランチ起用はよくわからなかった。「は」じゃないな、「も」だな。

渋谷さんの熊本では輝くだろう。そして恩返しされそう。

 

No.22 小屋松知哉

過労死しそうなくらい走っていた橘カルテットの1人。ツインタワーからのこぼれ球を中心に8点を挙げた。勝ち点獲得にかなり効いたね。

正直J2だから通用している感もあり、SHとしてはより一層の奮起が求められると思うが、なにせ走りに走りまくっていたので評価に困るのである。来季は報われてほしい。

それと、久御山町出身であり、数少ない京都出身者として頑張ってもらわなければならない。それにしても長岡京だの久御山だの本当の京都(以下略)

 

No.23 島村拓弥

坊主のドリブル小僧のルーキーイヤーはベンチ入りに留まるのみ。来季は岐阜へレンタル移籍である。

ボールを持つと面白いプレーを見せてくれるが、すなわち今期の京都では一番しんどいタイプ。

島村君を上げて財前君を上げない基準もよくわからんよ、フロント。別に島村君を上げたらダメだったとかじゃなくてね。

 

No.38 重廣卓也

阪南大4年で特別指定選手登録。ユニバーシアード優勝の実績をひっさげて、来季より晴れて京都の選手としてプレーする。

昨年から練習に参加することもあり、開幕前のキャンプにも帯同。鈴木慎吾のすっぽんマークが実った形。しつこいねえ~ねちっこいねえ~

来季は望月・カセラス・荻野と似た系統の選手が多い為、ポジション争いは熾烈(どっこいどっこい)であるし、出られたとしても相方に困ってしんどいシーズンになりそうな気が…4-3-3とか4-2-3-1とかなら本人にとって良いかもね。顔は今風のイケメンなのでピッチ外での活躍にも期待がかかる。

 

 

FW

No.9 ケヴィンオリス

ツインタワーの一角として君臨。ベルギー産巨漢FWはチート級の選手であったが活かしきれなかった。すまぬ。

激高することも多かったが、紳士な選手であった。ああ勿体ない。コスパが悪かったのは本人のせいじゃないだろう…時折見せるスナイパーみたいなシュートは札束ビンタ感が凄かった。貧乏人をひっぱたくの最高やな!

何処でプレーするのかは不明だが、娘さんたちとの新たな挑戦の成功を祈ってます。

 

No.10 エスクデロ競飛王

明らかにコンディション不良であった10番は早期に戦線離脱。復帰後はボランチとして起用される理不尽な扱いに耐えるも、9月に超重症を負い、来季の開幕までに帰ってくるかどうかの状況である。

そもそもギャランティが高額故に昨年限りでお別れもあり得たと思うのだが、まさか3年もJ2で過ごすことになるとは思っていなかっただろう。まずケガを直す事と、トップフォームに戻す事、そして前線でプレーの幅を増やすことが求められる。

開幕前にバルバッコアおごりまくってたのは◎。

 

No.13 岩崎悠人

橘カルテットの1人。走りまくったシーズンであった。

フィジカルは既にJ2でも上位レベルで、競り勝つし走り勝しすげえ。でも戦術的な部分は抜け落ちていて、プレーヤーとして大成するにはより一層の奮起と指導者とのめぐり逢いが必要である……

U20W杯後は完全に燃え尽き症候群状態であったが、ホぺイロのケアで復活。いかにも京都っぽい選手だなあ…「前任者」同様、変に染まらないでほしい。そういう背番号の伝統は要らない。

かわいい系真っ盛りなのでもっとファン増えないかな。まだ足りぬ。

 

No.16 イヨンジェ

2年目の今季はツインタワーに押しやられる形で成績を落とした。契約満了報道が出ており、フリーで岡山へ移籍したと思われる。

シュートセンスに欠けるのが残念なところで、フィジカル面で強みを持っているし、面白い選手ではあるのだが。しかしファンヴィジョといい韓国産FWは皆似たタイプが多い。日本だと金崎みたいなのはレアなのに。

嫁さんが美人なので新婚生活を満喫してほしい。お幸せに。

 

No.19 大野耀平

大卒ルーキーながら早々に出場機会を得るなど、期待された選手だったが…負傷等もありシーズン終盤までは沈黙の時が続いた。若手主体となった愛媛戦では初ゴールを奪うなど、来季に向けて自信と悔しさの両方を得られるシーズンだったのではないか。

他のルーキーと違っていまいち人間的な個性が見えてこないのだが、それは出場機会によるものというより、クラブの問題ではないだろうか。以前はあった個人へのインタビュー等がめっきり減っているのだが、、、広報スタッフに広報をさせるようタスク整理すれば???

 

No.31 大黒将志

前監督とわだかまりがあったものの、契りがどうたらこうたらで復帰。

プロフェッショナルな選手であり、監督批判以外は問題ないように見えたが、「輪を乱すやつは要らない(意訳)」とまで言って出したのに、戻した行為。いま思えばあの時から崩壊が始まっていたなという感じである。大黒本人の問題ではない、クラブの問題である。これ以上は言わない。

彼もまたキック&ラッシュの影響をもろに喰らった選手であるが、栃木がオファーを出したことが報じられている。たぶんそっち行った方が良い。もっと輝いている姿が見たい。(※本日、栃木に期限付き移籍が決まりました)

 

 

サポカン開催の見送り

 

 

サンガってなんだ?

チーム運営とクラブ運営の両面に皆が抱くその疑問にアンサーを提示できるのか。大げさでもなんでもなく、クラブの運命は今の判断に懸かっている。

 って書いた翌日に「サポカンやりません」リリースが出ちゃったでござる。

 

 

 

 

えーっと、なになに。

リリースを良く読んでみると、

さて、昨年一昨年とシーズン終了後に開催致しました「ファン・サポーターカンファレンス」ですが、今季に付きましては秋に現状説明会を行ったこと、今季の強化部スタッフ退任、そして2017シーズンの成果と課題を踏まえ新たな体制での新チームの編成が佳境にあることから、シーズン終了後の「ファン・サポーターカンファレンス」は開催しないことと致しました。

 

①今季に付きましては秋に現状説明会を行ったこと

→現状説明会(議事録)は、シーズン中につき聞く側も答える側も当然トーンダウンせざるを得ない部分があったほか、9月16日開催という事でその後の3か月間に起きた布部監督続投や小島スカウトの昇進といった首をかしげるほかない行動について当然触れられる訳もない。

また、現状説明会ではトップチーム以外の話を全くできていないのですが…?サポーターカンファレンスというのは"クラブの説明会"であり、「マッチデーの企画もっと改善します!」「グッズもっと良いの作ります!買ってください!」「育成・スクールはきちんとサッカー教えて!安心してください!」「新スタジアムに向けて動いていきます!地域密着を体現します!」ってのをやる場でしょう???

 

②今季の強化部スタッフ退任

→「野口・細川両氏が悪者で、彼らが責任を取ったから説明せんでもええやろ」というシナリオにするんですね? でも、結果責任なのか任命責任なのかわかりませんが、この2人が結果責任任命責任で切られるのならば、当然現場の最高指揮官である布部監督も一緒にいなくなるべきですよね?おかしくないですか?

更に、責任を押し付けたとしても、「今後同じ失敗をしない為に実行する事」の説明が大事ですよね?それがないと信頼は得られないですよね?「この2人がめちゃくちゃしよってん~だから切ればなんとかなるねん~」ってことですか?

でもそれっておかしくないですか?監督選考の指標もサンガバリューといった属人的ではない基準を作って、それを基にチーム作りをしたんですよね?失敗したってことは、その基準がおかしいんじゃないですか?2人がいなくなったら基準は戻るんですか?

でもでも、ある程度までチームを整備して5位に導いた石丸監督より監督未経験の布部監督の方が上になる指標なんだから去年の段階でおかしいのは丸わかりで、布部監督で1年やってみて石丸体制からの積み上げも無く、壊れて12位フィニッシュ。でも布部監督続投します~強化部長は小島です~って流れじゃん。

結局「去年末から小島が布部でOK出してるんです。野口と細川はお飾り」という答えを自分からネタバラししちゃってるのに、「二人が辞めるから」って言っちゃうんだ。そのブラックっぷりゴイゴイスー!

 

そして2017シーズンの成果と課題を踏まえ新たな体制での新チームの編成が佳境にあることから

なるほど。ストーブリーグで忙しいってことですね。これは真っ当な理由ですね。

「15年と16年は問題なくやれてたのに、今年はダメなんですかあ???」とは言いたくなりますが、

2017シーズンの所属選手(二種登録含)=29(後に牟田の期限付移籍で28)

OUT=8名:永井・湯澤・高橋・内田・土屋・ハソンミン・島村・オリス

IN=若原・磐瀬・荻野・湯澤・沼

加入報道=宮城・カセラス・ロペス

契約満了報道=ヨンジェ

契約更新済=13名

不明=菅野・闘莉王・麻田・吉野・伊東・大黒

残留13名+加入決定5名+加入報道組3名=21名

不明6名

で不明の6名の引き留めないし移籍交渉、また代わりとなる選手の加入交渉に手間がかかるってんならまあ理解はしますよ。疑いはするけど真っ当な理由ですから。

 

 

でもまあやーっぱり①と②が無茶苦茶すぎるし、スポンサーもこんな顧客視点の抜けた運営してたら手引きかねんよ?どうすんの?ただでさえ広告価値どころかCSRの効果もあんまりないのに。

 

大体年内開催の約束をしてたんだからさ、

 せめて「開幕までの開催を模索しております」とか入れとけばよかったのに。なぜこういうところでは逃げ道を作らないのか。へたくそ?

 

「昇格します!でも監督は布部監督のままです!」といい、嘘をついているつもりはなくともほぼほぼ詐欺師みたいなもんなんだから。出せる範囲内で客観的な根拠を出すとか、努力の痕跡を示すとか、プロなんだから「頑張りました!でもダメでした!」だけでは済まんけどもそれくらいはがんばれや~~~い

 

 

 

 

-2017年シーズン振り返り- 京都サンガに何が起きたのか?【下編 STOP闇だらけ運営】

 

2016年シーズンでJ1昇格PO出場圏内の5位に導いた石丸監督を解任し、監督未経験の布部陽功氏を招聘。16年末サポーターズカンファレンスでは当然「なぜ?」と疑問上がったが、決してJ1昇格をあきらめる訳でもなく、チーム人件費リーグ2位(予定)となる額を費やしJ1昇格を目指す事を再度発表。

だが、蓋を開けてみると開幕以降1度も一桁順位に食い込むことはなく、J1昇格も早々に消滅。ホーム最終戦では、昨年終盤戦や開幕頃と比較して数もまばらになったサポーターからクラブ史上最も酷いと言っても過言ではない低迷っぷりとクラブの体質、そしてその元凶であるフロント・監督らを名指しで非難する異例のメッセージが送られるほどであった。

 

ホーム最終戦を終えてあいさつする山中社長にサポーター席からは批判する横断幕が掲げられた(11日、京都市右京区・西京極陸上競技場)

サンガ下位低迷、サポーターらブーイング 怒りの横断幕も : 京都新聞

 

 

なぜ2017年はこのような低迷に至ったのか?いったいどれほどおかしなことをしていたのか?

いよいよ17年そのものを見ていきます。

 

上編と中編

 

 

 

 

前任者の遺産が消滅した序盤戦

シーズン序盤、3-4-3のシステムで臨んだ布部サンガは開幕7戦で1勝1分け5敗という圧倒的なクソ成績を残しました。

 

J2で勝ち点を積み上げるには、湘南に代表されるようにスタートダッシュが肝心です

いや、正確には「開幕時点で完成度の高いチームだからこそ昇格できる」と言えるかもしれません。

2012年の開幕戦で天皇杯準優勝チーム/大木体制2年目だった京都に逆転勝利を果たし、最終順位でも京都を3位に追いやって自動昇格を果たした湘南ベルマーレは、トップチームでの指揮は初めてだったチョウキジェ氏が反町氏のあとを引き継いで素晴らしいチームを作りあげ、開幕10戦で勝ち点25を積み上げる圧倒的なスタートダッシュを決めていましたね。

 

一方の京都。

たまたま勝てた徳島戦も、リカルド・ロドリゲス監督の素晴らしいチーム89分間圧倒され殺されていたのにたった一本のロングボールとフリックで奇跡的に金星を挙げただけであり、鹿児島キャンプは単なる遠足か?と思ってしまうような完成度の低さ。

 スタートダッシュに完全に失敗した京都は、まさに開幕時点で完成度の高いチームにとってのカモ」側

 

理由をいくつか挙げてみると…

開幕からつまづいた要因その1:布陣と選手層のミスマッチ

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まず、WBの適任者が石櫃/内田/湯澤くらいで、三人中レフティーは0。左利きという事もあってか本多を一列前に上げて起用したこともあったが、オフェンス面での能力が高い選手でもなく…島村はレフティー(図記載漏れ)だがどう考えてもWBではないし、麻田同様にユースから上がったばかりの高卒ルーキー。

フォーメーションでサッカーをするわけではありませんが、選手という持てる資源を最大限有効活用する為にも適したフォーメーションを用いる必要があります。また、相手あっての競技ですから、自分たちの強みを発揮することだけでなく、相手の弱みにぶつける事、相手の強みを消す事も求められます。

おそらく、この3-4-3は闘莉王を使いたくて3バックに設定し、そこから組み立てたんだろうと個人的に予想していますけど…

予期された編成面の不備=強化部の怠慢と、監督のマネジメント不足の両方によって布陣と選手層のミスマッチが起きてしまいました

 

開幕からつまづいた要因その2:闘莉王らのコンディション不良

先ほど挙げたように、この3-4-3は戦力的なものなのか契約的なものなのかはわかりませんが闘莉王を柱とする事を前提に組み立てられたのではと個人的には思っています。(仮にそうだとすると、この時点でおかしなことなのですが…)

ただ、闘莉王選手自体が「これは活きるように中心に据えますわ」という出来であれば、3バック導入自体は納得できるし、そこから考えていくのもまあ理解できなくはないはずの話。

しかし、開幕戦では「時代遅れの車」とでも形容するほかないようなエンジンのかからなさ。2節 徳島戦では怪我の功名で"FW闘莉王"が生まれ、FW闘莉王のおかげで勝ち点3を奪うも、DFラインはコンディションに合わせるように「ドン引き」状態。DFラインが低ければ悪いって訳ではないし、高ければ良い訳ではないのですが闘莉王いない試合ではガンガン気持ちプレスかけたりしてるんだよなあ…

3節 福岡戦はケガの影響でメンバー外だったのに現地には謎帯同。

4節 岡山戦ではクローザー的に途中出場も逆転負け。そして8節まで連続欠場…

(チームの出来もそうですが、)キャンプ中に「これはアカンやろ」と止める人間はいなかったのか?????

 

もちろん選手は駒でしかないので、ダメな選手は外せばいいだけの話。闘莉王選手に関しては起用する監督または起用せざるを得ない状況を作った人が悪い訳ですが。

(※起用せざるを得ない云々は「明らかにへばっているのに必ずフル出場」とか「試合中一切アップしないような状態でベンチ入り」とか「練習で合流できていないメニューがあるのに試合に出れる」とかを見聞きして想像で書いてるだけですからね。一応)

また、闘莉王選手以外のコンディション問題。例えばケヴィンオリス選手のケガ等は監督にとって不運な出来事だったと思います。

しかしそのケヴィン選手に関しても、「この日のパフォーマンスから、単純に『大黒よりオリスがいい』というわけではない。サッカーはチームスポーツだ。大黒を起用するなら、最前線での動き出しを生かせるパスの供給役が必要となる。そのタイプが不在ならば、オリスのように前線で起点を作れるタイプを置くほうがチームとして機能しやすいのではないか」と雨堤氏が指摘したように、本来あのような(要因3で後述)状況であればスタートから使うべき選手であって…

 

開幕からつまづいた要因その3:ビルドアップできない問題

自陣側からパスを繋いで攻撃を組み立てていく行為のことを「ビルドアップ」と言いますが、この「ビルドアップ」が全く整理されていないからボールが繋がらない。

なぜなら、規律が見当たらないから

 

以下は第3節の福岡戦の雑なキャプ画ですが、これを用いて少し見ていきます。アウェイ側の京都は白のユニフォーム着用です。

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ボランチ吉野選手が福岡の選手間に陣取っており、真ん中を抜かれたくない福岡側はファーストディフェンダー2人が中央に絞ることで吉野選手へのパスコースを消していました(赤丸部分)。福岡からすると「ゴールにより直結するプレーはやられたくない」「中央よりセーフティな外側へ追い込みたい」が故の行為ですね。

逆に京都視点だと、吉野選手がこのポジションをとる事で「福岡のファーストディフェンスを中央に釘付けにできている」と言えます。京都の左サイド(画面側)は左CB本多選手で、右サイド(奥側)は右CB染谷選手。ボールホルダーのCB牟田選手と染谷選手の間に居るのがボランチの仙頭選手。サイドに開いたCBは両者共にWBの選手より中央に絞った位置に陣取っています。

 

 ②1枚目の時点でそうでしたが、福岡のウェリントン選手が本多選手側をケアする動きを見せたこともあり、ボールホルダーは赤丸ゾーンの吉野選手にパスを預け、吉野選手は即座にリターンパス。このパス交換によって、アビスパの1列目は体の向きが中央を向くくらい中央に釘付けです。

 

③リターンを受けた牟田選手は左側に位置取っている本多選手へとパス。しかし画像左側を見るとわかるように、即座に福岡の選手がプレスへ走っています。動画ではないのが申し訳ないですが、牟田選手のパスの蹴り方は動作に入った時点でどの方面へ蹴るか読みやすいものでした

 

④福岡の選手の出足が早かった分、パスを受ける本多選手にかなり接近。

 

⑤本多選手は左利きですが、左足で開き気味(左側)にトラップしてそのまま左サイドへ展開するのではなく、最もリスクの小さいプレーを選択。すなわち、右から来るパスを迎え入れると同時に左から来る相手選手とボールの間に体を置いて守れる自陣側へのトラップです。牟田選手のパスの蹴り方とスピード・本多選手のポジション取りや技量・映っていない左サイドの状況(=次のパスの選択肢)次第では、もっと余裕をもってボールを迎え入れ、左サイドに余裕で展開することもできたはずですが…

 

⑥自陣側へトラップした本多選手はそのまま牟田選手へリターン。福岡からするとここでギャップを創ったりして吉野選手に通されてしまうと元も子もないですが、牟田選手へとリターンさせることに成功したので今度はリターン先へウェリントン選手がプレス

 

⑦リターンを受ける側の牟田選手は、ウェリントン選手から逃げると同時にパスコースを作りたい意図があったのか、ボールから受け入れにいくのではなく逃げるような形でパスを受けようとします

 

⑧この時、牟田選手には、右サイドの染谷選手と後ろに控えるGK菅野選手への2通り、セーフティなパスを出せる相手・選択肢があると言えるかと思います。しっかりボールを止めて本多選手へ戻す選択肢もあるでしょう。

しかし牟田選手は余裕のある味方選手にパスするのではなく、1列前の仙頭選手へのパスを選択します

 

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⑨仙頭選手にボールが一応通りますが、背後から相手選手のプレッシャーを受けている事もあってか、少し仙頭選手がトラップ処理にもたつきます。右足(赤丸部分)でボールを保持しています

 

⑩このまま自陣深いところでボールを奪われてしまうと大ピンチですので、ここで仙頭選手は繋ぐことよりリスク回避を取る判断をします。反転してボールを大きく前へ蹴りだします

 

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 ⑪福岡DFがボールを回収。京都は低い位置でボールを奪われてそのままピンチへ…という最悪の展開こそ免れましたが、この10秒ちょっとの展開の中で簡単にボールを失ってしまいました。

 

なお、後半もこんな感じの様子が。(牟田→仙頭のところで捕まる→本多に叩いて本多は前に無理くり蹴りだすの図)

 

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というような地獄絵図でして……

横幅68mをたった2人で担当している福岡のDFライン1列目に対し、これだけ人数をかけて、しかも2列目の壁にぶち当たって前進に四苦八苦とは一体どういうことなのか。

選手が探り探り、また福岡の圧力にビビりながらプレーしており、各選手のポジショニング・プレーの優先順位…どれもトレーニングにて整理されていないままに試合をこなしているから、重心の重たさ/ポジショニングのいびつさ/精度の低いパスやトラップ/自陣深くでのリスキーなプレー等の問題が起きているとしか私には思えませんでした。

ちなみにこの試合で布部監督はこうコメント

Q:開幕から難しい試合が続いていますが、終了間際の粘り強さのようなものも出せていると思います。今後、どのあたりを修正して波に乗りたいとお考えでしょうか?
「自分たちとしては、ハーフウェイラインまで、もう少しボールをつないで、相手陣内に侵入してから、いろんな攻撃を仕掛けたいと思っているんですけれども、ハーフラインまでの組み立てが、現在の課題だと感じています」

【無料記事】【監督会見 J2第3節 福岡-京都】一矢を報いるも完成度に課題。「今日の試合を次につなげたい」/布部陽功監督 : 「football fukuoka」中倉一志

 
開幕からつまづいた要因その④:守る事すらできない問題

えー、更にこのように、"試合中に監督が大声を張り上げてプレスの開始地点を指示する"驚きの光景が見られました。

ゴールを奪われない/ボールを奪う為に必要な、ボールの奪いどころ・ポジショニングなどがトレーニングで十分に落とし込めていないが故の事象ではないでしょうか?高校サッカーの県大会3回戦じゃないんだから。もちろん試合中にズレが起きていたら即座の修正は大事なんですけども、こういう場合は……

秋田氏が解説してるのが良い味出してますね。

 

そしてこの試合の後半、先の動画で監督から指示を受けていた石櫃選手がボールにチャレンジするところからズレてズレて失点。もっと言うとこの1試合前の千葉戦でもズレズレ守備を露呈。

 ※丁寧な解説ツイートを引用させていただきます

中編で書いたように、前任の石丸体制でもボールホルダーへの寄せが甘い等々立て直したとはいえ守備にも少々不備がありましたけれど、これはもう問題外です。

石丸監督では足りないからと、布部監督を招聘したのに、酷い弱体化です。

twitter.com/tome_beta/status/850323522291245056

 

後に、9月に開かれた説明会でフロントにサポーターから疑問を投げかけてみたところ返ってきた答えは…

・PO後に監督が決まったので、ストーブリーグに出遅れて監督からの要望に応えきれなかった

・キャンプ地の芝が火山灰の影響で硬くなって思っていたトレーニングが積めなかった。コンディション問題にもつながった

・サイドと高さを活かそう!闘莉王をCBに据えるなら3バックだろう!と強化部と監督が話し合って3-4-3でチーム作りを進めた

・ビルドアップができない問題は、キャンプでブロックを敷いて守るJ1のクラブとしか試合をしてなかったから。いざ開幕するとJ2のがんがんプレスに手を焼いて前に運べなかった

・また、選手の技量などが監督が想定していたレベルに達していないからビルドアップができない

・(J2 5位に導いた監督を「時間とお金が無い」で切っておきながら)布部監督が現状なにができるかを見ている

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ちなみにこの頃のわたくし。

「見たらわかる。バドゥと和田さんの時と同じやつやん」ってな。

 

 

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ツインタワー依存の春~中盤戦

こうした「守れないし攻めれない」という絶望的な状況下ならば、本来監督交代があってもおかしくないところ。しかし、さきほど紹介したように「現状でなにをできるかを見ている(キリッ)」で布部体制のままで山のようにある問題を解決しようとします。

 

そこで、解決の為に強化部との話し合いと布部監督の説得とやらで8節以降採用されたのが、オリスと闘莉王をFWに据える4-4-2システム。

そう"ツインタワー"です

 

思えば、唯一勝利を収めた徳島戦の決勝点がそうだったように、192cm92kgのオリスと185cm85kgの闘莉王がゴール近くで競ればJ2のディフェンダーにとっては勝ち目なし。

89分試合を支配されていてもたった1本で壊せてしまうその圧倒的ば物量面での優位で他クラブに札束ビンタを喰らわせます。

クロス/ロングフィード/ロングスローを放り込むだけでチャンスになるという札束攻撃により、京都は8節以降の11試合で5勝6分けと復調します。

 

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しかし見ての通り、引き分けの数が先行しており連勝も0。

 

それもそのはず、

①4-4-2に切替により守備時にブロックを敷いてごまかせるようになったほか、前年の遺産でなんとかマシ(開幕7試合11失点→次の7試合7失点)にはなったものの石丸体制より明らかにふんわりした守備。2トップが共に重量級の為に守備タスクをこなせず、2列目への守備の負担が激しくなる問題発生

②前に蹴ってごまかしているだけでビルドアップは相変わらずできない。また、そもそもプレーの選択肢から捨てている。その為、ツインタワーがそろわないと分が悪い

③J2ではチート級とはいえ同タイプの2トップ故に2トップ間でなんとかしてはもらえない。速攻時に闘莉王にボールを持たせても鈍重故に停滞したりする

④先の映像で見せたように、半年間のブランクと年齢などの影響からなのかコンディション不良の闘莉王(36歳)の運動量の少なさ。および試合欠場

と、ツインタワー導入によって前線にポイントができる→キック&ラッシュでボールを前に運べるようになる→ボールを持てる時間が増える→ボールを持っていれば守備をしなくて済むので失点のリスクが減る→しかもツインタワーのおかげで相手がラインを下げたりしてくれるとより安全になる→勝ち点が積みやすくなる

というだけで、ビルドアップや守備等の問題自体はなにも解決されていないが故に、「2点目が取れない」「1点を守り切れない」状態が生まれます。

 

また、ツインタワーしかないやり方故に、ツインタワーが封じられたり、そもそも2枚揃わない事が出てくると機能はせず当然結果にも影響が出ます。4-4-2導入以降、闘莉王が未出場の公式戦8試合は1勝4分け3敗。オリスが未出場の11試合では4勝5分2敗となっています。

じゃんけんで絶対に勝ちたければ、相手の出す手が分かっていればいい。相手がグーを出したら後出しでパーを出す。あるいは相手にグーを出させてパーを出す。敵と戦って勝つには、引き出しの数を増やし、状況に応じて最善の手を選択することが重要。グーしか出せないから相手の顔面を殴るようなやり方では当然限界を迎えます。

 

何より、組織で連携して相手を崩したり、ゴールを守ったり、そういった戦術的な洗練度合のないチームは見ていて実につまらない。今季「サッカーをした」試合はいったい何試合あったのか?

 

また、このツインタワー方式はユースや若手育成的にも当然良くありません。

「チームの強みを活かしているサッカー」と言えば聞こえはいいが、それしかできないから活かすほかないし、活かしているというより依存しているだけ。補強ができるトップチームだからこそ成し得るサッカーであり、育成年代において大型FW2枚並べてそこにボールを集めるなんてサッカーは実現可能性がほぼ0な上に、仮にできたところで選手の成長になんにも繋がらない。育成組織に対する投資の比重が非常に高い京都において、ツインタワー頼みのサッカーをトップチームがやっていても無駄でしかない。

また、争奪戦を制して獲得した高卒ルーキーのFW岩崎悠人について「最低でも代表には」と語っておきながら、サイドハーフの位置でツインタワーの介護をする事を良しとしていたのだから、岩崎本人の成長曲線の変化や新卒選手獲得等多方面に生じる悪影響も怖い。

仙頭のようにキック&ラッシュへのスタイル変更でポジションを失ってしまった選手もいる。ボールを繋げないチームにおいて潤滑油的な役割を果たしていた仙頭は、ツインタワー導入以降、TMでは活躍を見せたりするものの出場数が激減する。

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つまり、「その場しのぎのプランとしては良いが、やがて終わりが来るプランであり、かつ戦略的に見ても正しいとは思えないやり方」である。

そしてこのプランから正しいプランへと修正を実行するには、布部体制で無理なのははっきりとわかっていた。だってツインタワーに当てるほかに何もないのだから。

 

暑い夏が来れば、試合中にそがれる運動量や集中力はより増す。組織として整備されきってないチームにとっては苦しい夏だ。整備されていない分、無駄走りでカバーをする。整備されていない分、思考を要する、なのに、暑さがそれを邪魔するのだから。

さらに、監督交代やコーチ招聘によって解決を図ろうにも、夏ではコンディション調整が優先されてトレーニングで戦術を落とし込むには支障が出るかもしれない。

一刻も早い決断が求められていた…求められていたはずだった…

 

 

ツインタワー効果、消える

 湘南に敗れて負けなし記録が11戦でストップすると、気持ちでなんとか持っていた部分が切れたことと暑さが原因だろうか、選手の動きも悪くなって、改善されてこなかった問題が超顕在化してくる…そらそうだわな…だから監督変えろってずっと言ってるのに…

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どれくらい酷いかってこんな感じ。

 

更にこのあたりからプレーの粗さだけでなく"荒さ"も目立つようになる。

J3の沼津にほぼベストメンバーで挑んで完敗を喫した天皇杯では、吉野が差別的発言で3試合の出場停止。水戸戦では吉野とハソンミンの両ボランチがそろって退場。さらにハソンミンは水戸さんの看板を破壊。「負けていて熱くなり言ってしまった」と吉野が語るように、いびつな組織故の負担がかかるポジションなだけに、ストレスまでためこんでいたのかもしれない。もちろんやった本人らが悪いのだが、下手なチームはファウルが必然的に増加するもの。

「闘争心を持ち、フェアプレーに徹し、最後まで全力でプレーする」サッカーを標榜しておきながら反則ポイントは昨年の70から120に増加しJ2最下位となった京都と、ロティーナ監督&イバンコーチ招聘で戦術的に洗練されてPO進出にも成功し、例年100ポイント程度貯めてしまうところが今季はたった15ポイントの東京V。両者を比較すれば答えはおのずと出てくるのでは。

 

また、指揮官の"迷言"がより一層目立ったのもこの頃。

①4-4-2システムでボランチ以前(=4-2の部分)にオリス・ヨンジェ・岩崎・小屋松・闘莉王エスクデロ・仙頭・大黒とFWと元FWのみを起用する策を展開後に「逆転する為にもっとパワーが必要」

 

②最下位相手に試合を終始支配され、しかも誤審による得点取り消して勝ち点3を辛くもつかみ取った群馬戦後の前半戦総括コメント

「自分たちの力が分かったと思います。上位チーム相手でも自分たちのサッカーをやれば十分に通用するし、勝利出来ると確信したと思います」

 

③力負けを喫した長崎戦の試合前後

試合前日「勝ちにいかなきゃいけないので、先発は勝ってきたデータを踏まえて考えたい」

試合後「ミスが起きたときに、それは技術的なミスだったのか、それとも周りの選手のポジショニングや選手を落ち着かせるためのコーチングが必要だったのか。そういった個人戦術とチーム戦術が少し足りなかったと感じています」

(補足:「コミュニケーションは戦術の一つ」)

 

⑤繰り返される「まだまだですね」と「ちょっとしたところ」

・まだまだ編

30節

40節群馬

 

・ちょっと編

41節

「もう少しというところまで」「もうちょっとのところで」

「そういった部分でも東京ヴェルディさんは、勝負強さも持っているなという風に感じましたし、そういった部分が我々に今必要なところかなとも感じました」

「ちょっとしたところをもっと磨かなければいけない」「ちょっとしたパスのミスでピンチを招いたり」

「今日も負けました。でも、みんな負けた感じがしないという、選手の表情をみても感じましたし、選手もそういう声を出ています。やってきたことはここ何試合も間違っていないと思いますし、もう少しちょっとしたところをこの後(残り1試合)やっていきます」

42節

「松本さんが今日の試合まで13敗。我々が13敗。でもこの順位の差。そのちょっとした差というところで課題があったシーズンだったと思います。来季に向けてはそのちょっとしたところを埋めていけるように、一歩、1メーター、1プレー1プレーをしっかりこだわりながら、上を目指してプレーしていきたいと思います。」

 

・どちらも詰め込んだ欲張り編

27節

32節

京都新聞「ちょっとしたところが足りない」と布部監督や選手たちは繰り返す。昇格プレーオフ圏の6位にいる東京Vとは勝ち点差が13。「ちょっとした差」で済まされない現実に、来季サンガは向かい合わなければならない。

大木武監督たとえば「距離感」、たとえば「コンパクト」。具体的にどれだけの距離・広がりかも示さず、指導を曖昧・難解にしている。指導者の整理の仕方、伝え方、指導者と選手の言葉の共有(コノテーション)、選手の理解力をわかったうえでの効果的な言葉遣いが必要ではないか

"指導者としてよく口にしているのは「言葉をかみ砕く」。例えば「バイタル(攻撃エリア)」という言葉があるが、一言で「バイタル」と言われても、各選手が頭に浮かべるイメージは三者三様だ。イメージがバラバラではチームにならない。だから、風間監督はあいまいな言葉は一切使用しない"

 

もちろん、記者会見で監督が事細かにしゃべる必要はない。むしろ手の内を隠すためにはぐらかすべきだろう。しかし意図して抽象的に話すのと、具体的に話せないのでは当然訳が違う。指導の際にも非常に難解な表現を用いているのではないかと心配にしかならない。

 

また、チームの機能不全の原因を正しく認知できているのだろうか?指揮官はどうも選手に責任をなすりつけるような表現を用いる時がある。「ミスが響いた結果かな」とか、じゃあそのミスの原因はなに?っていう。貴方たちに原因あるでしょう?っていう。

認知→判断→決断→実行というサイクルを回す、またトレーニングにおいてチームの課題から計画を立ててPDCAサイクルを回す…って作業が重要だと思うのですが、監督もフロントもわかっていない、またわかっているのに実行に移す術もやる気もないのであれば、何時まで経っても「ちょっとしたこと」は改善されませんよね。うん。

 

https://twitter.com/nks137/status/901785270156009472

http

 

s://twitter.com/nks137/status/926062208710197248

 

 繋いだ!繋いだ!布部サンガはまだ終わらなーい!

 そんなこんなでサッカーと呼べないような代物を展開しつつも、さすがは名古屋に次いでリーグ人件費2位(予定)を費やしただけはあるチーム、なんとか12位フィニッシュでJ3降格は免れます。

秋ごろからオリスが使われなくなって代わりに仙頭がスタメンに復活したあたりは、「ツインタワーから脱却したい」が為の能動的な起用法/戦術の変化と、来季以降を見据えた(=来季残さない人間は使わない)受動的な戦い方の変化の両面を感じましたが、昇格も降格もなくなった事で大野らを含め若手の出場機会が増加したのはいいことでした。

 

ただまあ相変わらずサッカーはgdgdで…

https://youtu.be/RKN_IDJ8NWg?t=1m35s

 

ハソンミンの前半早々の退場にキレておきながら、出場停止明けの残り3試合全てスタメン起用で…相変わらずよくわからなくて…

 

 

5位に導いたサンガOBで天皇杯優勝時のキャプテンだった監督を「時間とお金が無い」で切っておきながら、42試合で14勝15分13敗/55得点47失点の12位という成績とサッカーになっていないサッカーを残した監督を「雰囲気がいい」などと述べて続投……

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私物化クラブよ、どこへ行く

という訳でして、いよいよまとめに入るんですけども…

 

どこまで書いて良いものかわかりませんし、まだ言えない(ひょっとしたら今後も言えない)話もあるので、ぼんやりした記述になってしまいます。ごめんなさい。

ただ、昨年末および今年いろいろな方から聞いた信頼できる情報や、表に出てきている情報から察するに、この2年間は以下のようなシナリオかなと思います。

公表・報道されている部分に関しては太字にしておきます。

 

2015年 前社長が私物化して17位と低迷

オフに大補強。本多牟田と名古屋の主力を引き抜く

小島卓スカウト加入

自主規制

石丸監督の解雇および放出選手内定

5位になるもPO準決勝で敗退

自主規制(※時期不明)

小島卓スカウトと同級生で近畿大学/ブラジル留学/V神戸での繋がりがある、監督未経験の布部氏が就任

田口(名古屋)と同じ代理事務所で同じボランチの選手である望月を獲得。吉野を残そうとしつつも田口にもオファー

偏ったままの編成で始動。「キャンプ地のコンディション不良」「J1のチームとばかりTMをしたからプレスに来るチームに慣れなかった~」

去年のサッカーの見る影もなく、7戦1勝1分5敗で「布部、涙」報道

強化部が介入し、4-4-2導入で誤魔化すことに成功

ツインタワーが効かなくなるけれど、監督更迭はなし

自主規制

リーグ戦成績が昨年の勝ち点69 5位から勝ち点57点 12位と大幅に悪化

闘莉王らへ契約延長オファー

野口強化部長と細川強化本部長が更迭

小島スカウト、強化部長へ昇進

布部監督、続投

あの人にフラれる

自主規制

ボスニア代表監督候補でもあったボスコにヘッドコーチのオファー

現在

 

 

というわけで、

本来は、「軸となるクラブとしてのプレーモデルおよび戦略の策定/決定→適した監督/選手の獲得および育成」という流れで有能なフロントがチームビルディングを行い、有能なコーチングスタッフが戦術の落とし込みやマネジメントを図るもの。ですから、中編で「サンガバリューの策定→キジェ監督にオファー→石丸監督の留任」という流れを私は褒めたのです。

※「プレーモデル」=「チームの全プレーヤーが共有する原則/判断基準」という意味で使用しています。 

交渉の席でフロント陣は「マリノスとしてのプレーモデルは決まっているので、それをさらに成長させてくれる監督にする」と説明 [契約更改交渉スタート]

 

しかし、いまの京都は明らかに「プレーモデルおよび戦略等中長期的な視点の欠如」。そして「軸とすべき判断基準より、ある特定の個人の意思や考えの方が意思決定時に優先されている」異常事態です。名古屋や群馬、そして2年前の京都で起きた悲劇がまた繰り返されようとしています。

クソ編成のチームを任された布部さんも、闘莉王選手のせいでやりづらかったとか、色々と被害者な部分はありましたが、でも加害者な訳でもあって。辞任って責任の取り方もあるんですよ。でも来年の契約更新にも合意してしまった。

 

なにより、前年に5位に導いた監督を「時間とお金が無い」とか嘘ついて解雇しておいて、全てをぶっ壊した監督は続投させる客観的な根拠って何なんでしょう?

チーム作りにおいて、ファンの心理を過度に考慮する必要はありません。勝利というゴールから逆算してチーム作りを行う、その為にチーム内で絶対に守らなければならない原則などを作りあげて継承する、それができていればチームが崩壊する事はありませんし、「なんであんな奴取ってきた!」というファンも結果を出されると文句を言わなくなります。現場はプロダクトアウトの形でいいんです。

しかしですよ、天皇杯優勝時のOBを切って、山瀬を出して、(また乗っ取られたから擁護しないけど)ミスターサンガ野口も切られて、小島氏と布部氏がこのクラブに居残る。

ただでさえチームアイデンティフィケーションがJ1/J2でワーストクラスの京都サンガ、ファンがまた消えますよこれ?????

ボスコを招聘する事で「J3降格はないな」という安心はできますけど、でも監督はこのまま布部氏でスタートする訳で、そりゃあこんなおかしな事をわざとやってたら消えちゃいますよ。しかも一部のサポには知られている自主規制部分のネタもあるしねえ。

Twitterで取ったアンケートの結果

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サンガ(に限った話ではないですが)が弱いのは、軸となるサッカースタイルやプレーモデルが定まっておらず戦術的な優位性がないからです。今年に関しては、人件費がリーグ2位(予定)と物量では比較優位を有していながら、戦術面でしてやられて12位になっとるわけです。

だから、世界の潮流と適しているサンガのサッカーを作って管理できる強化スタッフ人材・サンガのサッカーが実現できる監督・そして選手が必要なのです。

 

例えば、競技面でサンガがやらなければならない事をかいつまんでみるとこういう事。

①全カテゴリーで共通したプレーモデルの設計/中長期的な戦略の構築

②1で挙げた事を実行し、モニタリングできる有能な強化スタッフの招聘

③1や戦術的な適応能力等を選手に落とし込める有能なコーチングスタッフの招聘

④1.2.3によってトップと共通の基準のもと、スクール~アカデミーにおいて戦術的な適応能力やボールテクニック・フィジカル等全てを早い段階から鍛え上げる

⑤プレーモデル/戦略/監督の戦術に適した選手の補強

⑥優秀なコーチングスタッフと選手で、軸に沿ったトップチームを作りあげる

予算のハンディを覆すためにも、育成組織にかなり投資していることを活かす為にも、日本人のスタッフで満足していてはいけないし、ましてや今いる人間なんかに任せたらダメですよ。せめて失敗さえしなければいいのに、訳のわからない監督を連れてきたり、クラブが私物化されたり…2年に1度ペースで大ダメージ喰らわされたらそりゃあ無理。新スタジアムで連覇なんて無理。J3連覇(債務超過状態でJ2ライセンス取得できず)の方が可能性あるくらい。

なんで戦略→組織→戦術駆使という当たり前の事ができないのか…私心だらけで無茶苦茶ですよもう。

 

 

 

最後に

京都新聞の振り返り記事に、書いてあったのですが

サンガは、京セラが長年メインスポンサーとして支え、資金的に恵まれたクラブという印象があるが、今季の収益見込みは約18億円で、実はJ2でも5番目前後にすぎない。京セラからの収入もJ1時代に比べて大幅に減少しており、稲盛名誉会長が西京極に観戦に訪れることも減っている

 まあ撤退はないにせよ、このままではクラブ消滅も近いかもしれませんな。「勝てば客が集まる」「良いサッカーができれば客が集まる」。そんな"病気"に経営者らがかかっている中で、まともなサッカーの構築すらできない。

そもそも、ファンサポーターを騙す行動を取っていて、誰がついていくのだろうか。嘘に嘘を重ねていった先になにがあるのだろうか。

 

膿は外へ出すべきだ。たとえもう手遅れでも、痛みを伴うモノだとしても、このまま蝕まれ朽ち果てていくよりも、はるかにいい。今季はU18がJユースカップ優勝を果たしたが、彼らの目指す先がアレっていうのは、むごすぎる。悲しすぎる。

私は貴乃花でありたい。サンガにはクリーンなクラブであってほしい。罪を罪と認めず、なあなあにすることは許されない。サンガは単なる企業の持ち物ではない。みんなのものだ。このまま破滅に向かってはいけない。

クラブハウスに掲揚されている「敬天愛人」の書は、単なる飾りのままなのだろうか? 理念の達成、行動指針の実行はいつなのだろうか?

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サンガってなんだ?

チーム運営とクラブ運営の両面に皆が抱くその疑問にアンサーを提示できるのか。大げさでもなんでもなく、クラブの運命は今の判断に懸かっている。

 

 

 

 

今日の1曲

 

 

 

今年1年間、必死に耐え抜いた選手・スタッフ・ボランティアの皆さん。そして耐えて耐えてチームを支え続けた同志の皆さん、おつかれさまでした。

特に選手。今年のサンガに来てくれて本当にありがとう。J2残留を成し遂げられたのはあなたたちのおかげです。ありがとう。