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コロナ禍における感染防止対策を守らないアルビレックス新潟に抗議します

 

 

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京都府在住、男性からのメールです。

アルビレックス新潟の変わらない体質に憤りを感じます。

 

現在、サッカー Jリーグでは、コロナ禍の中で自治体や各種団体と協力のもと、無観客試合を始めとするチケット販売数の制限や、アルコールの販売・声を出しての応援の制限など、感染拡大の防止と円滑なリーグ戦運営を両立すべく様々な対策を講じて活動を行っています。

 

入場制限によるチケット収入の減収は各クラブの経営悪化に直結しますし、サッカーのみならずエンタメ業界に共通する死活問題です。また、スタジアムへの道中やスタジアム内での感染、あるいは濃厚接触者に認定されて行動履歴を追われるなど「万が一」を警戒して、スタジアムへ行きたくとも足が遠のいているサッカーファミリーも居ることでしょう。

「自身が感染してしまったら…」と考えるエッセンシャルワーカーもその中に居るかもしれません。

 

遊びたい盛りの選手も含めて、皆が様々な対策を講じ、決められたルールを順守して、リーグ戦を進めていっているのです。逆に守れない人が出てきた場合、謹慎や時には解雇といった厳しい処分が下される事もあります。

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そんな中、7月17日にサンガスタジアム by KYOCERAにて開催されたJ2 京都サンガF.C. vs アルビレックス新潟において、声を出しての応援の禁止やマスクの着用がルール・観戦マナーとして要請されていましたが、アルビレックス新潟サポーターによる「ブーイング」「指笛」などの違反行為が複数回発生しました。またこのような行動は今回限りではなく、今シーズンのこれまでの試合や、昨年のリーグ戦でも確認されており、『確信的な違反行為』です。

 

一部の心無い人による行動ですが、一体何度同じ過ちを繰り返すのでしょうか?

幾度となく確認されている以上、クラブを含めて改善が必要だと思われますが何時になれば是正されるのでしょうか?

これって私がおかしいですか?

 

例のBGM~

 

 

 

 

 

というわけで、

2021年7月17日に開催されたJ2リーグ戦において、京都まで駆け付けたアルビレックス新潟サポーターによる数々の違反行為が確認されました。

 

違反行為その① ブーイング

得点が決まった際など、プレー中に思わず声が出てしまう事は人間ならば当然あるでしょう。しかしながら、相手を威圧する目的などで行うブーイングは意図的な行為であり、飛沫拡散防止の為に求められる「声を出しての応援の禁止」にわざと逆行する愚行と言えます

DAZNから音声だけを引用させていただきますが、このシーンは後半13分(58:10~)に京都のGK若原選手がボールを大きく蹴り出す際に向けられたブーイングの音声です。新潟サイドにとっては不満の残るであろう新潟・藤原選手が京都・松田選手とペナルティエリア内で接触したように見えるがノーファウルの判定が下されたシーンよりも前に発生した事案です。

この試合ではこれ以外にも複数回、ブーイングが対岸の北側スタンドまで聞こえてきました。

 

 

違反行為その② 指笛

これまた意図的な行為です。マスクを着用しているはずですから、マスクを意図的に外したうえで指笛を行っているわけです。これは思わず出てしまったとかいう類のものではなく、ブーイング同様に極めて悪質な行為と言えます。一体どういう思考回路なのでしょうか?

DAZNの中継では、新潟側にPKが与えられてもおかしくなかった後半25分(69:00~)から、複数回指笛の音が聞こえてきます。


また、コロナ感染対策ルールの違反以前に、声を出しての応援が制限されており音がよりピッチ上に通りやすい状況下において、主審の笛以外に聞こえてはならないはずの笛の音が時折聞こえてくるというのは非常に紛らわしい。全く理解ができません。

 

 

 

大変残念な事に、新潟サポーターによるこうした行為は今回に限った話ではありません。

 

直近では、今月3日に開催されたジュビロ磐田 vs アルビレックス新潟

この試合も新潟にとっては敵地で行われた試合ですが、Jリーグや主管である磐田が定めた観戦時のルールは守られていなかったようです。おそらくこうしたルール違反が常態化しており、かつクラブによるコントロールもなく、無法状態と化しているのではないのでしょうか。

 

 

 

 

また、こうした無法地帯の予兆は昨年の京都vs新潟で既に見受けられました。

 

2020年9月 千葉vs新潟で新潟サポーターによるルール違反(これも新潟はアウェーゲーム)

2020年9月 当該ルール違反に対し、マッチコミッショナーとリーグからクラブへ指摘。サポーター向けに公式HPでリリース

【重要・お願い】アウェイ観戦時における禁止行為ならびにルール遵守について - アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE

2020年10月 京都vs新潟にて当時のアルビレックス新潟運営会社社長がクラブの公式ジャージを着用し来場。入場制限が敷かれ、「アウェイサポーター向け席の設置なし」「アウェイグッズの着用上での観戦禁止」がルールの中で、スタジアム内のコンコースを周遊し、ホーム側の自由席付近を散策するなど、ルール違反と取られかねない行為が発覚。

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併せて、上記のような制限下の中でアウェイグッズを着用した新潟サポーターが場内で複数見受けられ、試合後のSNSでは京都サポーターから疑問の声が多数上がる。(動画は得点に喜びを隠せない隠れ新潟サポーターの様子)

その後、所属する外国籍選手の酒気帯び運転が発覚。しかも9月17日の違反後、Jリーグに報告をせず隠蔽したまま京都戦をはじめ6試合で起用されていた事も発覚。

騒動の当事者であり首謀者ともいえる前述のクラブ運営会社社長が引責辞任。この発覚により京都サポ間で「ああ、やっぱりあの人・あのクラブは」状態に。

 

 

 

 

 

 

人間誰しもミスをしてしまうものです。

 

また話は変わりますが、例えばアウェイ席の未設置等の制限下において、スタジアム近くに居住するサポーターがグッズを着用せずに半ばお忍びのような状態で観戦する事を、自粛警察のように咎める気は一切ありません。

例えば不服な判定や素晴らしいプレーに思わず喜怒哀楽の表現が一時的に激しくなってしまう事もあるでしょう。

 

 

しかしながら今回の事例は「意図的にルールを破る行為」と言えるものです。

ルールやマナーを守って観戦する全国のサッカーファンたち。細心の注意を払って日々トレーニングや試合に挑む選手とその家族たち。感染防止対策を講じて円滑な運営に務める各クラブ、リーグ、関係団体。厳しい状況下の中、物心両面でサポートや協力をしていただいている各パートナー企業と関係自治体・機関。

何度も言いますが、それら全ての人々のその努力を踏みにじる極めて悪質な行為です

 

幸いにも2020年度決算では増収増益で黒字着地となり、厳しい状況下におかれるJリーグクラブが多い中で比較的経営がうまくいっていると言える京都サンガも、昨年は念願の新スタジアム開業初年度でありもっともっと大きく飛躍していきたい1年でした。

4月上旬より発令されていた緊急事態宣言およびまん延防止措置が解除されて、4か月ぶりに入場制限が10,000人に拡大された新潟戦。そんな中で、他所からやってきた人たちがルールを破る。

 

もしもスタジアム来場者内で感染者が出たら?

あるいは、このような違反行為を目にして、京都サンガ側が営業活動の一環でスタジアムに招待していた企業の要人が「サッカーへの協賛はわが社にとってリスクが大きいな」と思ったら?

あるいは、初めてスタジアムに足を運んでくれた人が素晴らしいスタジアムや選手の白熱したプレーへの興奮ではなくその危険な違反行為に嫌悪感を強く覚えて帰路に就くことになったら…?

 

何度でも言います。あなた達の行為は純粋にサッカーを楽しむ人と、その陰で尽力する全ての人の頑張りに泥水を浴びせる極めて愚かな行為であると共に、今なお新型コロナウイルス関連感染症の感染拡大が続く中で人命を危険に晒す愚かな行為です。

 

 

これは私個人の考えですが、同様の事例が昨年より複数回発生している事が明らかであり自浄作用が働いていないアルビレックス新潟に対しては、より強力な施策を実行に移されなければ改善はあり得ないのではないでしょうか?

 

 

イエローカードが2枚溜まれば退場処分です。

一部サポーターの心無い行為として捉えるのではなく、ここまで来ると過去のJリーグの裁定(人種差別問題等)から言っても対策が取れていないクラブ側の監督責任として処分が下されても当然の案件だと思います。

 

 

また、京都サンガをはじめ各Jリーグクラブに於いては、この新潟の事象を他山の石としてより一層の対策の徹底をお願いしたいと思います。

 

 

 

※2021/7/22追記

両クラブより公式HP上にて本件に対するリリースが発表されました。

また、京都サンガF.C.からは新潟サポーターエリアへ侵入した京都サポーターの特定と該当者への厳重注意処分が為された旨も発表されました。大変危険で残念な行為です。いかなる理由があれど意思表示をする際は節度を持って正しく行わなければなりません。批判や不満の気持ちを伝えたいのであればクラブに伝えるべきであり、クラブがマッチコミッショナーやリーグ、あるいは該当関係者に伝えるべきです。

両クラブともに形式的な火消しリリースだけで終わることなく、本件をケーススタディとして、再発防止策の実行および徹底がリーグ全体で横断的に為される事を改めて願います。

 

 

 

 

 

 ※参考

(3)スタジアムではマスクを着用してください。熱中症対策でマスクを外す場合は、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)の確保咳エチケットに十分配慮ください

(8)スタジアムの外でも、社会的距離(きるだけ2m最低1m)を確保することはもとより、大声での発声、歌唱や声援、密集等の感染リスクのある行動を回避してください

 

(2) 禁止される行為は以下の通りです

声を出す応援(禁止理由:飛沫感染につながるため)

例:指笛・チャントブーイング

例:トラメガ・メガホン・トランペットなど道具・楽器を使うことも当面不可

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

https://twitter.com/hamasuke3776/status/1411348704896819203?s=20

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