U17W杯が今週末開幕という事で簡単なメモ。
FIFA U-17 ワールドカップインド2017 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
京都サンガの選手として世界大会に出場した選手は過去に10名。
福岡と上月が11人目・12人目。
アカデミー出身者という観点で見ると7人目・8人目になる。
なお、W杯日本代表にサンガ所属で選出された選手は未だ0である。
ちなみに、世代別代表とは全く関係ないがACLに出場したアカデミー出身者だとこうなる
U17W杯が今週末開幕という事で簡単なメモ。
FIFA U-17 ワールドカップインド2017 | JFA|公益財団法人日本サッカー協会
京都サンガの選手として世界大会に出場した選手は過去に10名。
福岡と上月が11人目・12人目。
アカデミー出身者という観点で見ると7人目・8人目になる。
なお、W杯日本代表にサンガ所属で選出された選手は未だ0である。
ちなみに、世代別代表とは全く関係ないがACLに出場したアカデミー出身者だとこうなる
今回は雑なお遊びです。
突然ですが、「吹田スタジアム最後列が日産スタジアム最前列内に収まるwww」みたいな画像を見た事ある方は多いのではないだろうか?
これのこと。(でかい)
まあ実際にはここまですっぽりとは入らなさそうなのですが。190mと200mではね。
http://www.jssc-test.net/symposium/pdf/fy2016gyouseki4.pdf
さてここからが本題。
この比較画像でコンパクトさを強調されている4万人収容の吹田と異なり、京都サンガの新本拠地となる京都スタジアム(仮)は収容2万1500人で大きさは180m×143m(公式にわかる範囲内)である。
https://gprime-ebid.jp/26000/CALS/PPI_P/DownLoad/20170814541782017081415104107%20sekkeizu.pdf
という事は、日産スタジアムなら縦は問題なく入る大きさ。ただ、"横酷"と比べても実感が沸かないので西京極と比べて見てみよう!というのが今回のお遊びである。
ちなみにGoogle先生の精度はハーフウェイライン68mをこのように測れる優れもの。
では実際に測ってみる。
まず南に90m。
北に90m。わかっていた事だが南北のサイドスタンドに関しては陸上トラック内にすっぽり収まるようだ。
次いで横幅143m。
で、この基準点に合わせてスタジアムを置くと…こうなる。(正確無比ではないよ。念の為)
フットボールスタジアムのコンパクトさを改めて感じる結果となった。今回はこれだけ。
おまけ
真円状のエディオンスタジアム広島なら「ベストアメニティスタジアムぐらいでも入るかも…」と思ってやってみた結果。鳥栖スタジアムは縦約190×横約125である(1996年発行"日本のサッカースタジアム-今日そして明日-"によると189.7×126.5)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1394685708434/index.html
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現在計画が進められている鹿児島サッカースタジアムについて、その歴史を紐解くと共に今後の経過を見守る為のまとめ。
なおネット上で調べられる情報をまとめただけなので、鹿児島在住の方がより深く掘ってwikiにでもまとめてくれるとありがたい。
引用元:鹿児島ユナイテッドFCホームゲーム!6/26 17時キックオフ!: アラサー女子が鹿児島の魅力を伝えるブログ
1990年2月26日
県が「国際的スポーツイベントの開催が可能なスポーツ中核施設の整備」の記述を含む計画素案(都市計画?)を公表
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1992年7月 2002年サッカーW杯開催都市立候補断念
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1993年7月頃
鹿児島市が計画している『ふれあいスポーツ』の場所が確定し、サッカー場を"大手ゼネコンF工業"と"N株式会社"が整備するという情報が一部で流れる?(※94年3月7日鹿児島市議会より)
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1994年1月24日
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1994年3月7日 鹿児島市平成6年第1回定例会
平山たかし議員「ふれあいスポーツランドの建設については、昨年七月、中山町に既に決定をし、土地買収と造成は鹿児島市在住のI氏とNセンターが、大手ゼネコンのF工業とN株式会社がサッカー場などの上物をつくるという情報が入り、その後も土地売り渡し承諾書の存在、開発に関する同意書の徴収、既に関係業者の間ではサッカー場などの図面もでき上がっているというように、まさに黒い霧の中で何かがうごめいている状況が続いております。このような中で、市当局は一月二十四日に中山町にJリーグ開催可能のサッカー場をつくることを発表しました」
鹿児島市企画部長「昨年の十一月二日付で開発業者から内容証明郵便が出されましたので、十一月二十五日付で次のように回答してございます。回答内容といたしましては、本市としては、専用球技場を中心とするふれあいスポーツランド建設事業を計画しているところであるが、現在、適地の選定を各面から検討している段階である。この種の事業を進めるに当たっては、土地は地権者から市が直接買うこと、造成も市が直接行うこと、施設の建設も市が直接行うこととしている。したがって、ふれあいスポーツランド建設についてもこの原則を踏まえ進めてまいりたいということで回答をいたしてございます。次に、計画の図面と業者の図面が一致しているということでございますが、市の計画と開発業者の計画とは全く別のもので、関係はございません。また、市の情報は一切漏れていないと考えております。」
93~94年時点では県・市・民間の3つの専用球技場計画が存在していた事に
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1994年3月10日 鹿児島県議会平成6年第1回定例会
県知事「スポーツ中核施設につきましては、これまで他県の事例調査とか適地調査を実施するなどいろいろと検討を進めてきたわけでございます。その過程で、今もお示しがございましたように、鹿児島市においても専用球技場などを建設したいという意向を示されたわけでございますので、同じようなものを二重に建設するのはどうかというようなことで、市との調整を図る必要性から、市の動向を見守っていたために予定どおりの建設地の決定ができなかったわけでございます。鹿児島市の計画につきましては、いろいろ検討されておるようでございますが、まだ決定には至っていないということでございまして、公式な話もございませんし、詳しい内容については私も承知をしておりません」
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1994年3月11日 鹿児島県議会平成6年第1回定例会
県知事「市の考え方を把握した上で最も合理的な進め方をしたいと、そういうことで、いましばらくお待ちを願いたいと、こういうことを申し上げておるのでございまして、気持ちの上では、もう熟しておるわけでございます、私の方も。いかに具体的に進めるかというところで、もう具体的な問題として今調整に入っておると、そういう気持ちをひとつ御理解を願いたいと思うのでございます」
この時点ではまだ県と市にそれぞれ専用球技場整備構想があり、県と市が調整中
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1994年6月22日 鹿児島市
市が鹿児島市中山町の土地を2万人~3万人規模の専用球技場を含む『ふれあいスポーツランド』の計画地と発表
同日 平成6年鹿児島市議会第2回定例会
平山たかし議員「経過を見てみますと、鹿児島市が候補地を発表する前に不動産業者が動き、土地の買収はこの業者、土地造成はあの業者、上物を建設をするのはゼネコンのF工業、その間の資金を出すのはこの金融機関、こういうような話し合いが持たれ、しかもその話し合いは、関係する地域の住民多数を集めての説明会へと広がってまいりました。そのうちに、サッカー場の工事はF工業とフリューゲルスと関係のあるS工業が共同で行うと、こういうような情報まで飛び交うようになりました。そして現実に、不動産業者などが土地所有者から土地売渡承諾書をとったり、スポーツランド開発に関する同意書を集めたりして、鹿児島市にこの件に関する一連の権利を認めるよう申し入れを行うという事態にまで進んでまいりました。このような問題点を含んだまま建設計画が進むのを、私ども認めるわけにいかないのであります。」
真偽はともかく佐藤工業の名前が登場。(一方のF工業、フジタならベルマーレの名が出てくるはずだが…フジタは当時平塚や等々力などのグラウンドを施工)
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1994年6月27日 平成6年鹿児島県議会第2回定例会
知事「鹿児島市においてもふれあいスポーツランドに専用球技場を建設したいという意向が示されておりましたので、同じような施設を二重に建設するのもどうかということもございまして、市と調整を行って建設の方向を決めたい、そういうことで今日まで市の動向を見守ってきたわけでございます。私どもが思っていた市の意向よりも早く決定がされたような感じがいたしました。まあそれは大変結構なことであったわけでございますが、今後市の用地確保のめどがつき次第、かねて申し上げておりますスポーツ中核施設の建設について具体的な調整をし、そして具体的な進め方を考えていきたい」
県と市の計画が一本化し、協調して鹿児島市中山町の『ふれあいスポーツランド』に整備する流れへ
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1994年9月20日 平成6年鹿児島市議会第3回定例会
市長「また国際試合やJリーグの試合が開催可能な本格的専用球技場を建設したいと考えまして、その建設に向けて取り組みを進めておるところでございます。一方また県におきましても国際的スポーツイベントの開催が可能な多目的球技施設の建設を計画をされておることは御案内のとおりでございます。県とされましては、鹿児島市が専用球技場をつくるとすれば同じような施設を二重に建設するのはいかがなものかということで、建設場所等を調整をして一緒になって進めたいと、こういう意向を持っておられます。私といたしましても、これは一つの方法であり今後県とも十分な調整を図りながら進めてまいりたいと考えております。正式には用地確保のめどがついた段階で具体的な協議を進めていくことになろうかと思います。なお、土地代などの取り扱いについても今後これを具体的に詰めていかなければならない課題であると、このように認識をいたしております。」
市長「ふれあいスポーツランドに建設をするサッカー場は、市民のサッカーへの関心の高さを背景に市民レベルでの試合を中心にJリーグや国際試合にも対応できるものにしたいと考えております。建設省が示しました基準の中でA二にランクされておるものが収容能力一万五千人から三万人で、配置の考え方として都道府県ごとにおおむね一カ所程度ということでございますので、これが一つの目安になるのではないかと、そういう気持ちを持っております」
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1995年3月8日 平成7年鹿児島市議会第1回定例会
平山議員「専用球技場の基本計画は県がつくり建設も県が行うということでありますが、他の都市を調査をしての問題点は、その専用球技場の管理運営はどこが行うかという問題であります。そのことについて整理はできたのか」
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1995年9月27日 平成7年鹿児島県議会第3回定例会
知事「多目的球技施設につきましては、お示しのように、鹿児島市が整備するふれあいスポーツランド予定地内に県が建設をするということにしておりまして、鹿児島市ともいろいろ話をしております。現在鹿児島市におきまして、県や学識経験者等で構成する、県も入ってという意味でございます、基本構想等検討委員会を設置をして、ふれあいスポーツランド全体の基本構想策定作業を進めておられるわけであります。ただ、今も申し上げましたように、県も参加しておりますので、その中でいろいろ意見を申し上げながら、そしてまた買収がこれからであるもんですから、具体的なことはなかなかまだ決め切らないわけでありますけれども、そういう、そこでできた基本構想を踏まえて、できれば本年度内に基本計画を県として策定をしたいと、こういうふうに思っております。この施設は、かねて申し上げておりますように、三万人程度の収容規模を有するものと考えておるわけでございますが、施設内容につきましては、今後、関係団体等の意見を幅広くお聞きしながら、国際試合も十分開催できる立派な施設にしたいと考えております」
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1996年3月7日 平成8年鹿児島県議会第1回定例会
「さらにサッカー等の専用球技場を整備することなどによりまして、このチーム※を支援してまいりたいと考えております。
次に、スポーツ中核施設の整備につきましては、多目的球技施設の整備に現在取り組んでおりまして、鹿児島市の用地取得等の状況にもよりますが、現在のところは、平成十二年度には完成させたいと考えております。」
県と市が協力して鹿児島市中山町のふれあいスポーツランドに専用球技場を整備する流れが確立済
※=ヴォルカ鹿児島
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1996年10月07日 平成8年鹿児島県議会 文教商工労働委員会
「国際的なスポーツイベントも開催可能なスポーツ中核施設として検討を進めてまいりました多目的球技施設につきましては、先般、約三万人の収容能力を有し、屋根付きのメインスタンドとバックスタンド、映像も可能な大型電光掲示盤、競技や運営のための諸室を備えましたメインスタジアムを整備いたしますとともに、スタジアム内に本県スポーツ史の資料等を展示するスポーツミュージアムを設けることなどを内容といたしました基本計画を策定したところでございます。本年度は、この基本計画を踏まえまして基本設計を行う」
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2001年12月10日 平成13年鹿児島県議会第4回定例会(県知事発言)
「県政の懸案事項であります多目的球技施設につきましては、これまで長年検討をいたしてまいりましたけれども、過去におきます観客動員数、これに要するスタジアム建設に要する経費並びに財政の極めて厳しい環境、こういうことを総合的に考えまして、九月十八日の県議会の財政改革プログラム骨子における多目的球技施設の取り扱いにつきましては、代表質問に対しまして「凍結せざるを得ないと判断している」と申し上げたところであります」
※その後、「スポーツをする」事を主目的とした収容人数1000人規模の県立サッカー・ラグビー場を建設(ベンチシート720人・芝生席2300人)
2013年
ヴォルカ鹿児島とFC KAGOSHIMAの統合が決定。「FC KAGOSHIMAが統合して名前を変えた」事になっているので、以前の専用球技場計画とも一応絡みのあったヴォルカはここで歴史に幕を下ろすことに
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2014年
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2015年3月10日 平成27年鹿児島市議会第1回定例会(副市長発言)
「ホームスタジアムにつきましては、当面、J3に向け、県において対応されるものと考えております」
「現在、サッカー専用スタジアムの整備計画等はないところでございます」
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2015年11月17日
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2015年12月7日 平成27年度鹿児島県議会第4回定例会
「今年度は、クラブを初め、鹿児島市や県サッカー協会等とともに実行委員会を設置し」
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2015年12月9日 平成27年鹿児島市議会第4回定例会 (森市長発言)
「J2以上に対応するスタジアムの整備につきましては、さまざまな課題がございますが、本市としても県などと連携しながら今後検討してまいりたいと考えております」
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井上剛議員が鹿児島中央駅西口の県工業試験場跡地および民間所有地も含む市の公園用地全体をスタジアム建設候補地としてどうか見解を質問
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2016年6月10日 平成28年度鹿児島県議会第2回定例会
スタジアムに関して市と協議しておらず、市から打診もないと発言
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田中良一議員が鹿児島駅中央駅西口一帯の土地についてスタジアム候補地としての見解を質問
市観光交流局長「今後、県や関係団体等と連携して場所等も含め各面から検討してまいりたいと考えております」
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2016年7月10日 鹿児島県知事選挙
三反園氏がサッカースタジアムや3万人規模ドーム球場の整備を公約に掲げ当選
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2016年8月18日 県市意見交換会
サッカースタジアム整備にむけて県と市で協調していく事を確認
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2016年9月28日
鹿児島ユナイテッドの申請したJ2クラブライセンスがスタジアム要件で不交付になり、この時点でJ2昇格が潰える。なおJ3ライセンスは取得
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2016年10月16日
鹿児島ユナイテッドFCサポコミュニティが鹿児島に「新」スタジアム整備を要望する署名の募集開始
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2016年10月28日
鹿児島市が県有地であるドルフィンポートへのスタジアム整備を検討していると報道
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2016年11月27日 鹿児島市長選挙
現職の森博幸氏がサッカースタジアム整備を公約に掲げ再選
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2016年12月16日
署名73863名分を森市長・三反園知事両名に提出
鹿児島に「新」スタジアム整備を要望する署名提出について » 鹿児島ユナイテッドFC オフィシャルサイト
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2016年12月19日 県市意見交換会
三反園知事と森市長がスタジアムに関する協議会立ち上げで同意
同日 知事定例記者会見
「ただ、私といたしましては、ドルフィンポートの所は桜島を見る一番景観としては良い所かなと思っておりますし、仮にサッカー場を造った時に、何かあった時の避難施設になり得るかなと思っておりますので、場所的にはなかなか適さないのではないかなと私は思っております」
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2017年3月27日 第1回サッカー等スタジアム整備検討委員会
H29年度内中に意見を取りまとめ、森市長に提言する事に
サッカーJ3・鹿児島ユナイテッドFCのホームとなる新スタジアム建設の検討協議会が27日、鹿児島市で初会合を開いた。
協議会の井上佳朗会長(鹿児島大特任教授)や、県サッカー協会の関係者ら11人が出席。現在、ホームスタジアムとして使われている鴨池陸上競技場が、鹿児島国体に向けた改修工事後もJ2ライセンスを満たさないことや、Jリーグの試合以外の使用状況などを確認した。協議会は5月中旬、熊本市でJ1ライセンスを満たすロアッソ熊本(J2)のホームスタジアムを視察し、6月下旬に2回目の会合を開く予定。
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2017年5月15日 サッカー等スタジアム整備検討委員会
2回目の会合を前にミクニワールド北九州スタジアムとえがお健康スタジアムを視察
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2017年6月27日 第2回サッカー等スタジアム整備検討委員会
新設のサッカースタジアム(=陸上機能を有しないスタジアム)の整備の必要があると意見が一致。
サッカーJ3・鹿児島ユナイテッドFCのホームとなる新スタジアム建設について話し合う第2回検討協議会(会長=井上佳朗・鹿児島大特任教授)が27日、鹿児島市役所で開かれ、専用スタジアムを新設することで一致した。今後、立地条件や施設概要などについて協議する。 この日はJリーグのスタジアム関連の担当者も出席し、国内外の状況を紹介。海外ではホテルや高齢者住宅、商業施設を併設し、スポーツ以外にも活用している例などを示した。ユナイテッドの徳重剛代表も出席し、J1昇格までのクラブライセンスの取得条件を説明。現在の県立鴨池陸上競技場の客席にはほとんど屋根がなく、3分の1以上に屋根があるという条件を満たさないことや、競技場の改修と新設は費用が同じ程度になることを示し、「経済効果も考えると、まちなかでの新設がクラブの意見」と述べた。
委員からは「試合と競合して陸上競技に使えない」という指摘のほか、「試合がない日をどうするかが課題」「まだまだ市民の支持が必要」などの意見が出たが、現在の競技場の改修を望む意見は出なかった。終了後、井上会長は「専用スタジアムの建設に異論は出なかった。市民の理解を得られるだけの建設理由が必要になる」と語った。
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2017年6月29日 鹿児島県議会
ドルフィンポートを含む本港区活用調査についてスポーツ施設は検討対象としないと土木部長が発言
鹿児島市のドルフィンポートを含む鹿児島本港区エリアの活用に向けた調査を巡り、県は28日、サッカースタジアムなどのスポーツ施設の整備は検討対象としない考えを示した。
同日の県議会一般質問で、宝来良治議員(自民)の質問に渡辺茂・土木部長が答弁した。県は来年2月をめどに複数の施設配置イメージを作成し、2018年度にグランドデザインを描く予定。
鹿児島市のドルフィンポートを含む鹿児島本港区エリアの活用に向けた調査を巡り、県は28日、サッカースタジアムなどのスポーツ施設の整備は検討対象としない考えを示した。
同日の県議会一般質問で、宝来良治議員(自民)の質問に渡辺茂・土木部長が答弁した。県は来年2月をめどに複数の施設配置イメージを作成し、2018年度にグランドデザインを描く予定。
鹿児島市のドルフィンポートを含む鹿児島本港区エリアの活用に向けた調査を巡り、県は28日、サッカースタジアムなどのスポーツ施設の整備は検討対象としない考えを示した。
同日の県議会一般質問で、宝来良治議員(自民)の質問に渡辺茂・土木部長が答弁した。県は来年2月をめどに複数の施設配置イメージを作成し、2018年度にグランドデザインを描く予定。
鹿児島市のドルフィンポートを含む鹿児島本港区エリアの活用に向けた調査を巡り、県は28日、サッカースタジアムなどのスポーツ施設の整備は検討対象としない考えを示した。
同日の県議会一般質問で、宝来良治議員(自民)の質問に渡辺茂・土木部長が答弁した。県は来年2月をめどに複数の施設配置イメージを作成し、2018年度にグランドデザインを描く予定
鹿児島市のドルフィンポートを含む鹿児島本港区エリアの活用に向けた調査を巡り、県は28日、サッカースタジアムなどのスポーツ施設の整備は検討対象としない考えを示した。
同日の県議会一般質問で、宝来良治議員(自民)の質問に渡辺茂・土木部長が答弁した。県は来年2月をめどに複数の施設配置イメージを作成し、2018年度にグランドデザインを描く予定。
https://mainichi.jp/articles/20170629/ddl/k46/010/292000c
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2017年8月4日 市長定例記者会見
「サッカースタジアムについては、鹿児島市としては、28年度末に協議会を立ち上げて、今2回ほど協議をしていまして、具体的に言いますと、今度8月に幹事会まで開いて、最終的には協議会を開くというように、鹿児島市としては進んでいますが、県としては、まだ策定委員会の中で体育館を主にということで、なかなか取り組みの温度差があるように感じます」
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2017年8月25日 第3回サッカー等スタジアム整備検討委員会
新しいサッカースタジアムについて話し合う協議会が25日、鹿児島市で開かれ、立地は「都心部」がふさわしいとまとまった。どんな場所が最適か話し合う前に県の担当者が「ドルフィンポートは考えていない」と発言し委員からは戸惑いの声もあがった。協議会は鹿児島市や県の担当者などが出席しサッカースタジアムの立地については議論した。県企画部の木場信人次長が「所有者の県としてはドルフィンポート敷地についてはサッカースタジアムの立地は考えていない」と発言。どんな場所が最適か話し合う前に飛び出した発言に委員からは「違和感がある」といった声も上がった。結局、集客性、収益性の面で「都心部」に作ることが望ましいとの結論に至った。協議会後、取材に対し木場次長は「今後、議論が無駄になる可能性がある。そういうことがないよう改めて県としての考えを表明した」と話した。次回は10月下旬に開かれる予定。
サッカースタジアム協議会「都心部が最適」 | NNNニュース
鹿児島市のサッカースタジアム整備について話し合う「サッカー等スタジアム整備検討協議会」の第3回会合が25日、鹿児島市役所であった。利便性の高さや地域経済の活性化が見込めるなどとして「中心市街地などを含む都心部での立地が望ましい」との意見をまとめた。委員長の井上佳朗・鹿児島大学特任教授は「稼働率を高めてランニングコストを抑え、収益性と公益性を兼ねた施設を目指したい」と話した。 このほか会合では、市が各種スポーツイベントやコンサートなど多目的に利用できる仕様を提案。これに対し、委員から「プロスポーツを最優先した営利目的の施設と定義づける必要がある」などの意見が出た。(毎日新聞地方版8月26日)
鹿児島市のサッカースタジアム整備について話し合う「サッカー等スタジアム整備検討協議会」の第3回会合が25日、鹿児島市役所であった。利便性の高さや地域経済の活性化が見込めるなどとして「中心市街地などを含む都心部での立地が望ましい」との意見をまとめた。
委員長の井上佳朗・鹿児島大学特任教授は「稼働率を高めてランニングコストを抑え、収益性と公益性を兼ねた施設を目指したい」と話した。
このほか会合では、市が各種スポーツイベントやコンサートなど多目的に利用できる仕様を提案。これに対し、委員から「プロスポーツを最優先した営利目的の施設と定義づける必要がある」などの意見が出た。
https://mainichi.jp/articles/20170826/ddl/k46/010/250000c
※資料
サッカースタジアムに関する議事録 - 鹿児島県議会議員しもづる隆央「ツルのヒトコエ」
コールリーダーの呼び掛けで、日程は未定も近日中のサポカン開催を社長が了承。
— n (@nks137) 2017年8月20日
「(社長は)自分が支持されてると思ってるので、間違ってる点は『社長間違ってますよ』とその時にちゃんと言いましょう」と。 #sanga pic.twitter.com/gOQAT1xU5e
①昨夜の試合後にお話した通り、近々クラブがサポーターミーティングを開くとの確約を取り付けました。前回の様に入りきれない状況にならないように今回は例えばホールなどで大人数が入れる様にするとの事です。
— MIYAKO-UNISON@HIDE (@UNISON_HIDE) 2017年8月21日
②試合後に監督呼べとか強化呼べとの声もありましたが、仮に呼び出したとしても建設的な話にはならないであろうし、それなら日を改めてキチンと説明する場を作った方が良いと判断しました。また意見交換会に強化部を呼ぶという話も聞いていましたが社長、強化共に参加出来ないとの回答を知っていたので
— MIYAKO-UNISON@HIDE (@UNISON_HIDE) 2017年8月21日
③サポーターミーティングを開く要求をしました。今季もウインドウが閉まりこのメンバーで上位を目指す戦いをして行かなければならない。そしてクラブは2年連続で赤字を出しており、来季はライセンス上一円の赤字も出せない現実がある中でしっかりとした現状説明する場が必要です。またその事を
— MIYAKO-UNISON@HIDE (@UNISON_HIDE) 2017年8月21日
④一人でも多くのサンガサポーターが認識しておく必要があります。サッカーIQなるものが断トツに高いと布部監督を選んだ経緯についてや、またその結果について強化部が現状どのような評価をしているのかなどキチンと話をして貰いましょう。ぜひサポーターミーティングに参加して下さい。
— MIYAKO-UNISON@HIDE (@UNISON_HIDE) 2017年8月21日
という事でようやくクラブ側が話をする事になったわけですが、目先の昇格如何以外にも喫緊の課題がたくさんあります。たくさんです。
その中の1つが、設計図が公開されるなど徐々に全容が明らかになってきた新スタジアム 京都スタジアム(仮)での応援です。
https://gprime-ebid.jp/26000/CALS/PPI_P/DownLoad/20170814541782017081415104107%20sekkeizu.pdf
西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(←は?)を本拠地として使用する京都サンガは、2011年より北スタンドをサンガサポーター席、南スタンドの一部をアウェイ側のサポーター席としてチケットを販売しています。
その為、北サイドスタンド席3284席が京都サポーターが立見可能な席で、実質的にはFの前方ブロックを中心にF後方・I・H・G・E・Dが90分間立って応援するサポーターのエリアとなっています。
南スタンドがサンガサポーター席だった頃の京都ゴール裏と北スタンドがこう
現状、サンガの試合では試合前のバックスタンドやメインスタンドを巻き込んだ応援が一番エンタメ性のある時間帯となっており、
また試合後についても全くクラブ側が調整する気もないのでサポーター主導でなんとか盛り上げるしかないのが現状。
ということで、サンガの試合を観戦して「楽しかった!」と思わせる為にも我々サポーターがなんとかする事が必要不可欠なのですが…
現在公開されている資料によると新スタジアムは2層目が1層目に乗り出すような形で設計されており、2層目から1層目が見えない可能性が考えられます。(弧を描いている部分は下層が見えますが)
2層構造ではない西京極から移転する訳ですから元々ゴール裏の応援スタイルも必然的に変化せざるを得なかったとは思いますが、2層目から1層目が見えないとなると試合前後そして何より試合中の応援により工夫を要することとなるでしょう。
設計図を見た限り、サイドスタンド1層目全長=17m:2層目全長約15m。うち2層目の先端約5mが1層目に被っていると推測されます。(設計図3階平面図より)
京都スタジアム(仮)同様に2層目が1層目に乗り出しているスタジアムは国外では主流ではなく、南長野・吹田・北九州と最近国内で開業したスタジアムに多い形です。
南長野(バック・メイン/2層目12.8m)
北九州(1層目14m:2層目18m+被り部分)
国外だとボルドーの新スタジアムなど。HPの充実っぷりにスタジアム文化を感じます
同じ2層式でもフクダ電子アリーナのような2層目が1層目に乗り出していないスタジアムでは2層が一体となった応援が容易です。
一方、北九州スタジアムでは2層目から1層目を視野に入れながら応援をするのは困難です。
サイドスタンド最上段から。ここからでもピッチはかなり近いです。ただ風が強いのと高所苦手な方はおすすめしないです。#ミクスタどうよ #ミクスタ #ワイも高所恐怖症なのですぐに退散 pic.twitter.com/gkKex8Dtfb
— Go to 2019 (@freerugby) 2017年2月18日
もし北九州スタジアムと同様に2層目から1層目を視野に入れる事ができないとなると、「リード役を二層目にも設ける」「試合前の京都サンガコールおよびアンセム斉唱はスタジアムDJが誘導する」「現在と変わらずサポーターが主導して盛り上げる」等いくつものパターンが考えられます。
またそもそも、2層目を立ち見可能な席として販売するかどうかわかりません。
今井社長すっ飛ばされ以降は新スタジアムについての言及を避けられてきましたが、クラブとサポーターが共に新スタジアムでの応援を考え、逆算して仕掛けていく時期に入ってきたと思います。そろそろ話してくれないと困ります。
なお、2層目から見て1層目(の前方部分)が視野に入らないのかどうかは以下の文面で府に問い合わせ中です。
京都スタジアム(仮)の設備・運営についてです。
Jリーグなどのスポーツをスタジアム・アリーナで観戦する場合、選手達のプレーや場外イベントだけではなく、歌や手拍子といった熱心なファンの応援行為も経験価値を高めるコンテンツとなっています。
私も応援行為を通じて"おらが街のチーム"と"おらが街"への愛着をより強く持つようになり、大学卒業後も京都の街に残ることを決めました。
亀岡駅前に着工が予定されている京都スタジアム(仮)は、客席とピッチとの距離が近くなり臨場感が高まるほか、スタジアム全面に屋根が設置されるなど、サッカーやラグビーなどの競技を『する・見る・支える』為の条件が整った器で、応援の盛り上がりとそれを通じた地域への波及効果も今より更に増す事が期待できます。一方で、スタンドが全て2層の構造となっており、公開されているスタジアム関連資料からは1層目と2層目とで完全に分断されているように見受けられます。 Jリーグではサイドスタンドの最下層が応援の中心部となる事が多く、そのエリアを発端とする応援で『肌でしか感じ得ない興奮や一体感』が醸造されています。その為、応援という観点から見ると「応援を主導する1層目の客席前列部分が2層目から視野に入るかどうか?」は非常に重要なポイントと言えます。
仮に視野に入らない場合は、1~2層目が連動して応援できるようする仕組みの構築などの準備が必要となってきます。
そこで2点の質問と1点のお願いです。
【質問】
1.京都スタジアム(仮)は全スタンドが2層からなる構造ですが、観戦時に上層から下層の前列部分は視野に入るのでしょうか?
2.京都サンガF.C.など、主たる使用予定団体と設備などについての情報交換は定期的に行われているのでしょうか?【お願い】
1.附帯機能を除いたスタジアム本体の最大の収益源は計画策定段階からJリーグ公式戦となっており、またJリーグ公式戦を盛り上げるには入念なオペレーション・シミュレーションが必要です。京都スタジアムを核とした街づくり・府の活性化が図られるよう、積極的な情報公開や専門家だけでなく府民も交えたミーティングの開催など、「府民や入居予定企業またスポーツ団体等様々なステークホルダーとの双方向かつオープンな情報交換の実施」を検討していただきたいです。よろしくお願いします。
クラブに呼びかけると同時に、今のうちから一人ひとりができる事をやっていく事も重要です。応援の中心となる北サイドスタンド2450席が盛り上がるように、今の西京極のゴール裏を質と量共にもっともっと上げなければなりません。
質に関しては「頭の上での手拍子の徹底」「声量を上げる」「『手拍子or跳ぶ』をはっきりさせる」「ヤジを言うエネルギーを応援に消費する」等々、量に関してはゴール裏の人口と立って応援する人口を増やす事が必要だと思います。
いま、ゴール裏に居るけどあまり歌ってないって人がもう少し歌うだけ声量は間違いなく変わります。(試合がアレなのも影響してるとは思いますが)チャンス時とゴール後は大きな声量が出るだけで、それ以外は人数の割に寂しいじゃないですか。
私は「90分間皆が戦うゴール裏がいい!」なんて思いません。応援を盾に暴れたいだけの人は他所のもっと過激な所にいけばいいじゃないですか(※今の京都にそういう人は居ませんよ)。理想のゴール裏は「老若男女誰もが終始京都の応援を楽しめる場所」です。だからこそもっと活気が欲しい。自然と高揚してしまう雰囲気が欲しい。
苦しい試合展開の時にヴォリュームが落ちる。皆が皆飛び跳ねてもない。人間だから仕方ないじゃないですか。筆者も90分常に飛び跳ね歌っている訳ではありません(し90分歌い続けるようなリードでもないですし)。
ただ、それでもいいから、苦しい時に踏ん張れる「わかっている人」を増やす。今まで歌っていなかった人の声量UPを含めもう少し全体的な平均点を上げる。チャンス時やゴール後のあの活気あふれる瞬間、頂点をもっともっと作っていく。これができると、応援しててもっと楽しくなると思いませんか?
サッカーを観戦する上で「やらないといけない事」なんてのはルールとマナーを守る事のみで、このようなサポーター論を展開し始めると敷居を上げたりする恐れがあります。
ただ、私がしたいのはそのような堅苦しい"すべき論"ではなく、西京極での応援と京都スタジアム(仮)での応援を"もっと楽しいものにする為"に、「今こそ1人ひとりが変化しませんか?」と「クラブももっと真剣に考えてくれませんか?」という事です。
個人個人の話からは逸れますが、例えばクラブおよび選手側と調整して勝利後に必ず全員で『飛び跳ねろ』をするように整えたとします。札幌や清水などが好例ですね。
これをすると選手側が「やらされ感」を感じて、せっかくの飛び跳ねろも陳腐化してしまうリスクがあります。応援が単なるセレモニーに成り下がってしまうリスクがあります。しかし、だからといって今の信じられないくらいgdgdな挨拶では興行として失格。現に2012年からの今年までの京都サンガを見ている人ならば、強化のプラン同様にその年その年でコロコロ変わってしまう試合後の挨拶から「文化が無いのが京都サンガの文化」という悲しい現実をわかっていただけると思います。なんでこんな事すらできないんだと。凡事徹底のぼの字もないのかと。
2012年:試合後にオーレオーレで共に喜ぶ
2013年:12年と同じく
2014年:監督交代や選手の大幅入れ替え、ホームで全く勝てない影響で2年続いた慣行が消えるほかヒーローの選手を他の選手が待たなくなる。また万歳五唱が万歳1回に。
2015年:ホームでもアウェイでも勝てないのでなんもない
2016年:試合後に選手と共に喜び合う文化が復活
2017年:監督交代と選手の大幅入れ替え、そして勝てない影響でまたもや文化消滅。選手が消え去る前に無理やり巻き込む事で解決するほかない
我々はチケットを買って試合を観戦して勝手に応援している立場で、クラブから応援するように請われている訳ではありません。なので応援と試合の演出を絡ませる事に抵抗を感じる人もいるのかもしれません。その影響でいままで整えられなかったのかもしれません。(現状が無理やり巻き込まざるを得ない状況なので、選手の意思も尊重できるし抵抗もなにもないんじゃないかなと私は思いますが…)
しかしクラブとより協働してスタジアムを盛り上げられる事で応援の質は上がるし、ゴール裏の人口増加を含めてファンを増える可能性を上げる事ができる。選手との一体感が強まれば、「あのサポーターがいるから京都でもう1年戦おう」と選手の帰属意識がより高まるかもしれない。また、ファンが増えるとクラブにとっては収入の増加というメリットがある。収入が増えるとチームが強くなる・クラブが良くなる可能性が高くなるからサポーターにまたメリットがある。理屈だけで言えば基本的に得しかない訳です(そんな簡単な問題ではないけれども)。なにより、これができたら単純に楽しいじゃないですか。楽しいからって好き勝手してはいけないですが、楽しくやりたいじゃないですか。
「新スタジアムに移ってから~」では移転後も今と何も変わらないでしょう。今のうちからもっともっと楽しい空間を作る為に皆が意識高い系になっちゃう事が大事だと私は思います。
そして具体的には①手拍子は頭の上! ②バックやメインもチャンス時に手拍子が上がる環境づくり! ③1人1人がもう少し声量を上げる! ④相手選手や審判に難癖つけるよりも先ずはサンガの選手達にエール! ⑤クラブと協働での環境づくり の5つがいま必要なのではないでしょうか。
最近の試合中のゴール裏などに思った事を殴り書きした駄文ですが読んでいただきありがとうございます。ではまた
ふっと湧き出てふっと消えていったスタジアム。計画途中で凍結されてしまったスタジアム。無事に竣工したスタジアム計画の中にあった別案。
そんな我々の目の前に姿を現すことなく消えていった"幻のスタジアム"について、時々触れてみよう…という気まぐれ企画。
第一弾は岡山市の『岡山操車場跡地公園球技場』です。
遡ること31年。1986年に岡山市が市制100周年のビッグプロジェクトとして旧国鉄の岡山操車場にテーマパークを誘致する構想を打ち出します。その名も『チボリ公園』。
しかし、ご存知の方も多いと思いますが、チボリ公園があったのは同じ岡山でも倉敷市のこと。三セクであるチボリ・ジャパン社の怠慢に、地元からの反発。そして推進派の市長が民意を問うた出直し選挙で落選。こうして岡山操車場へのチボリ公園誘致は露と消え、県の働きもあってチボリ公園は倉敷市に建設されることとなります。これがスタジアム計画のきっかけでした。
チボリ公園誘致はなくなったが、岡山操車場を買い取って公園とする都市計画そのものは残された岡山市。市長選で「チボリ公園計画凍結」を訴えて当選したのが安宅敬祐氏が推したのが、『スタジアムを核とした公園』整備でした。
Jリーグ開幕から1年後の1994年、3万人収容のサッカー専用スタジアム整備を前提とした岡山操車場跡地公園(仮称)公開設計コンペが行われ、182件もの案が集まりました。最優秀設計者はその後の計画や設計に加わる事となっていたようなので、整備を前提としていたビッグプロジェクト。
当時はまだJリーグクラブが"12"しか存在せず、岡山のような「Jリーグ空白県」が珍しくなかったとはいえ、新設のフットボールスタジアム(いわゆる陸上トラックのない専用スタジアム)計画はJ開幕に合わせたカシマスタジアムを含めごく僅か。それがふっと湧き出てきてくるんですから当時のJリーグブームと2002W杯効果の凄さがうかがい知れます。
コンペで最優秀案に選ばれたのは(株)松田平田の案。蓮をモチーフとした公園・スタジアムデザインとのことも、残念ながらネット上には画像が上がっておらず、後に幻と消えた為か(株)松田平田も自社のHPに受賞歴を載せているのみ。
なにせ1994年のコンペです。誰もが情報を発信できる現代とは異なります。
しかし、いくつかの案はネット上でも発見。
3.ASKA建築研究所(画像中)
5.南條設計室
とまあこんな感じである。
またネット上では見つからなかった最優秀案だが、1996年発行の『日本のサッカースタジアム 今日そして明日』(2002年版記載なし・2010年版記載の可能性無)にパースが載っています。本当に屋根が蓮の葉のような形をしていて、非常に独創的な案。
そのほか『岡山操車場跡地公園仮称公開設計コンペ記録・応募作品集』には全提出案が記載されているとのこと。岡山県立図書館または岡山市立中央図書館の館内で閲覧可能のようなので、ファジアーノサポーターはもちろんサッカーファンならば岡山に訪れた際にの行って損はないと思います。
コンペまで終えて、これから基本計画策定や基本設計へ移ろう…という段階でこのスタジアム計画は一時中断に。
130~140億円程度にのぼるとされた建設費とJリーグブームの冷え込みが主な原因のようですが、県が2005年の国体開催に向けて3万人規模の陸上競技場整備を検討した事(その後頓挫)や、コンペ当時は存在していた川崎製鉄水島サッカー部※が神戸へ移転してしまったことも影響してしまったのかもしれません。 ※その後ヴィッセル神戸に
更に、サッカースタジアム整備に非常に熱を持っていた安宅市長が2期目を終了後に落選。
土地自体は岡山ドームなど公園施設が2000年代前半に整備されるも塩漬け状態で、09年には安宅氏がサッカースタジアム整備案を公約に市長選に再出馬も落選。これで完全に計画は芽が費えてしまった形に。
2010年代にようやく公園の基本構想が固まるも、計画の中にスタジアムはありませんでした。
しかし、3つに区分けされたゾーンの内、総合公園区域自体は憩いの場として整備される為、現存する岡山ドーム以外の新規の施設建造はしない予定。裏を返せば将来的にスタジアムを含む公園に転用する事が比較的容易ではあるということ。ファジアーノ岡山の代表木村氏が専用スタジアム整備への含みをもたせているだけに、今後この場所にサッカースタジアム計画が再燃する可能性も無きにしも非ずです。
岡山駅から1駅で現本拠地とも離れていない為に、スタジアムを整備する又はスタジアムのような文化施設を整備する環境としては申し分のない土地。
ここなのかどうかはおいといて。いつの日か、岡山に夢の続きが訪れる事を祈っています。
最後に、つい先日岡山サポさんの非常に的確で素晴らしいツイートをお見かけしたので紹介して締めと。
Cスタは良いスタジアムだと分かっているが、このスタジアム体感すると、全面屋根つき専用スタジアムは基本的人権説を唱えたくなる。
— やすま(42) (@yasumatk) 2017年7月12日
ではまた
第2弾といえばよいでしょうか。
以前に京都スタジアムについて書きましたが、今回も京都スタジアム(仮)について。
以前の記事はこちらです。あらかじめこの記事に目を通して戴いてから本記事を読んでいただくとより理解が深まると思います。
※以下、紫字の部分はリンクが貼ってあります
そもそも『京都スタジアム計画』とは、1995年から検討され続けてきた"府内に球技専用スタジアムを整備する計画"のこと。
数えること22年。幾度もの頓挫を経ながら(後述)、2011年に『京都・サッカースタジアムを推進する会』が提出した47万9601筆もの署名*1、同じく2011年に京都府の『京都府におけるスポーツ施設のあり方懇話会』内で取りまとめられた提言*2を基に現行の計画が進められ、遂に実施設計完了寸前というところまで来ました。
一方、この計画に対して反対の立場を貫くのが共産党府議団です。
別に反対する事自体では悪い事ではありませんので、その点に関してはなんとも思わないのですが、、
これまで散々嘘の情報を流して世論を誘導しようとし、また新たにこのようなサイトを活用し、反対運動を超えて妨害運動の域に達していると感じる場面が多々あります。
そこで、このサイトで挙げられている事項について正しい情報を説明していき、この記事を契機に京都スタジアム計画を正しく認知していただけると幸いです。
共産党府議団は、現行の亀岡に球技専用スタジアムを建設しようとする『京都スタジアム(仮)計画』について『水害対策』『税金負担』『アユモドキ』の3つの観点から問題があると主張しています。
まず1点目は『水害対策』。
建設地周辺は駅の真裏にも関わらず、ずっと一面に民間人所有の田んぼが広がっていました。(※なおこの土地に関する私見は後述します)
共産党府議団は2013年の台風による洪水*3などとも絡め、「元々建設地周辺は遊水地であり、これまで同様に開発はせず遊水地として置いておくべき」と主張しています。
亀岡駅より建設地を望む
公道より旧建設地を望む
立て看板
しかし、浸水しない程度の洪水被害地帯で、治水上問題がない事を確認されながら整備されてきた区画整理事業地に予定地が変更されたことによって、遊水機能の低下を避けることができたほか(黒丸=旧予定地,青丸=新予定地)
一級河川桂川(亀岡工区)広域河川改修事業による周辺一帯の改修、下流側に位置する嵐山周辺の治水計画も進められています。
また、これらと併せて、「桂川の高水敷掘削土約34万㎥のうち約30万㎥を盛土に流用することにより、平成25年台風18号の浸水位以上の高さまで造成を行い洪水に対する安全性を確保するとともに、洪水の貯留機能を河川内に確保することで、治水への影響を軽減・緩和」するようしています。
残念ながら門外漢ですので、この水害対策に関して確証を持って結論づける事はできません。(※私個人としてはなんら問題ないと思います。認知バイアスかもしれませんが)
しかし、これら現行の治水対策について一切触れることなく世論を誘導せんとする行為はいかがなものでしょうか?
「安全だが安心ではない」のような不安を不必要に駆り立てて世論を誘導する行為ではなく、エビデンスに基づいた議論こそが市民・府民の為になるのではないでしょうか?
2点目に『アユモドキ』について。アユモドキは鮎ではなくドジョウの仲間で、国の天然記念物や絶滅危惧種として指定されている淡水魚です。
現在日本にあるアユモドキの生息域は岡山と亀岡のみであり、スタジアムが持ち上がる以前から地元住民や行政による保護が行われてきました。
決して「清流でないと住めない」とかではなく、「台風時の洪水などで一時的にできた水たまりで産卵をする」という我々人間からすると非常に謎めいた繁殖条件が必要な魚で、また密漁や外来魚等による捕食も相まって数を減らし、現在に至ります。
前述した通り、建設地周辺は"田んぼが広がる上に保津川(桂川)が台風で氾濫した際に水が溜まる場所"となっている事から、アユモドキが生息できる場所となっているのです。
こうした状況を踏まえて、予防原則が必要だと共産党府議団は訴えています。また共産党府議団のみならず、様々な環境保護団体などが計画の凍結などを訴えてきました。
この主張自体は決して突飛でもなく、至極正論であると私は思います。
しかし、この亀岡市議さんのブログ記事を読んでわかる通り、地元住民に犠牲を強いてアユモドキを保護するやり方は限界に来ていました。
「駅から3分のこの場所はこれからの保津町のまちづくりとしての夢を持っていただけに、天然記念物か何か知らないが、たかが魚であるアユモドキのためにまちづくりをしょうとする我々の構想に水を差され、制限を加えられることを恐れて協力できないと当初はお断りした経緯がある。」
「地権者の多くが後継者不足と機械が動く間だけとか、自分の体が動く間だけは農業できるが、今後の農業については難しいという回答」
「地元はアユモドキとまちづくりが共生するための保全というなら考えてもよいが、アユモドキだけを守れ、というのは完全にお断り」
「亀岡のアユモドキが産卵する近くにスタジアムが決定されてから、急に学者らが反対の声をあげてきた。今までたくさんの地域で絶滅してきたのに何も言わず、なぜ亀岡に今その責任を押し付けるのか、というのが地元の声である。学者ら反対しているもので守れるこのなら守ってくれたらよい。地元はいつでも手をひく」
「各地で絶滅しているにも関わらず、何の手立てもすることなく、今となって亀岡にだけその責任を負わせるということはおかしいではないか。それとアユモドキも守れなかったら文化レベルが低いとまで言い切った。これに地元は大変な怒りを持って抗議した。地元は怒っている。どうぞ反対されているあなた方で守ってください」
「予防原則を守って保護しなければならない」。しかし田んぼを維持していく事は難しく、「スタジアム建設と併せたプロジェクトとして税金を引っ張って積極的保護策に出ないと限界は近い」という、綱渡り状態に陥っている事を認識しなければなりません。
種の保存法などの観点から言ってアユモドキを保護する必要性、努力義務はある。その努力義務において攻めの保全に出たのが京都府・亀岡市・地元住民という訳です。
このやり方に反対の声が上がるのは決しておかしな事ではなく、予防原則から外れている事からリスクの高い手法であるには間違いありません。
ただ、①スタジアム計画によってアユモドキの調査が進み謎に満ちた生態が明らかになりつつある事。②保全に向けて官が積極的に環境を整えようとしている事。③スタジアム建設地を専門家会議の提言に従って生息地から変更した事。④専門家会議等での了承を得てからでなければ着工できない事を無視しているのはいかがなものでしょうか?
「拙速だ」と声を上げる建設的な活動とアンフェアな多数派工作、この2つは別物でしょう。
それから、「何がなんでも工事着工という姿勢」という主張。第三者委員会開催のスピードや、保護の確証を得られたとは100%言い切れない(100%言い切れる日なんてこないでようけど…)中で予算を計上する事に対する批判精神の現れなのかなと思いますが、元々スタジアム整備は府知事・亀岡市長両者の掲げる公約であり、旧予定地の建設に関する予算案も一度府議会で賛成多数で可決されています。必要なステップを踏みつつもこれまでの遅れを取り戻すスピーディーな対応とも言えます。石橋を叩いて渡るがごとく慎重性は大事ですが、だからこそこれまで着工を数年も遅らせた挙句、予定地をも変更する柔軟な対応があった訳で…
"アユモドキが倒れるor地元が倒れる"。そうならない為にも不必要に不安を煽るのではなく、客観的事実を基に進めていく必要があります。街づくりとの両立という観点から見ればこれ以上の遅れは致命的です。着工自体への反対よりも検査体制の構築に関してもっと建設的に言及すべきでは?
結果的に第三者委員会で条件付きの着工を認められている事から、私個人的には最低限の適正なステップを踏んでの予算計上であり、問題ないと感じます。今後はこれまで以上に広く支持を得られるよう、これまで以上に専門家の指導を仰ぎながら慎重に進め、そしてその事を広く周知してもらいたいですね。
※WWFは建設地変更についてこのような声明を発しています。
なお、旧予定地は活用法が確定するまで水田として維持し、アユモドキ保護に役立てます。
http://www.pref.kyoto.jp/spo-syo/news/documents/senmonka8-siryou2.pdf
この件に関してアユモドキ保護の委員会等に加わり、スタジアム建設そのものに批判的な立場で提言などをなさっている京都大学大学院の渡辺勝敏准教授が論文等を残されております。
アユモドキの保全については、0(影響なし)かマイナスかである状況は何も変わりありません。今回スタジアム計画に位置付け、京都府と亀岡市が主体となって行うことが明記された今後の「広域的保全対策」が実際に行われ、効をなすことでようやくプラスになる可能性がある、という状況です。 https://t.co/C7eYbdVRUx
— Katsutoshi Watanabe (@watanak_tweet) 2017年5月18日
3点目に税金について。ここはもう酷いです。嘘ばっかり。
【1.行政負担についての嘘】
はい、嘘が出ました。
まず、スポーツくじtotoの売上から30億円の助成金*4が支給されますので全額税金は真っ赤な嘘。
更に法人個人から寄付金等を募って行政負担を少しでも軽減する方向である事が報道されています。
【2.総工費についての嘘】
次いでその総工費200億円とやらの内訳に「"旧予定地14億円と新予定地分43億円が含まれている」としています。
旧予定地を「総事業費」ではなく「総工費」に含むのも疑問に思いますが、まあここは共産党府議団同様に込みで計算して比較しましょう。
実際に見てみると、
①:亀岡市の旧予定地購入額=14.7億円
②:旧予定地取得に対する国庫から補助金(当時、取得額の1/3助成)=4.9億円
③:亀岡市の新予定地取得負担額=20.5億円
すなわち、各行政の負担額は亀岡市29.8億円+国4.9億円+京都府13.7億円=48.9億円。なのでこの時点で土地取得にかかる「57億円」という額そのものと「市と府」とする主張の2点にそれぞれ追加の嘘発見。
なお、旧予定地はスタジアムの為の用地にプラスしてアユモドキ保護の為のエリア購入費用も込みでの14億円。
この土地代合計額47億円にプラスされるのが本体工事費や設計関連の費用です。アユモドキ関連への費用も含め、『専用球技場整備費』とされているものを並べていきます。(誘致活動に係る費用は除外)
平成24年度0.17億円+平成25年度0.6億円+0.02億円+0.1億円+平成26年度0.12億円+基本設計最大1億円*5+平成27年度0.12億円+実施設計最大2億円*6+平成28年度0.16億円+平成29年度19.95億円
うち、平成29年度当初予算の19.95億円は先述した亀岡市の土地取得に対する援助額13.7億円を含み、6.2億円が基礎工事代となります。
これに債務負担行為(解説記事)としてスタジアム本体工事費見込み額125.2億円が計上されています。
よって府の設計等合計額4.29億円+府の都市取得援助と基礎工事代合計19.95億円+本体工事費125.2億円=府の支出額149.44億円。(内、最低でも30億円は民間資金援助アリ)
それと亀岡市の土地取得代29.4億円+国からの補助金4.6億円=34億円。
すなわち、『旧予定地取得費用も含んだ総工費』は183億円であり、200億円を超えるとする表現はまたまた嘘。
これ以外にどこのお金を別途カウントしてるのでしょうか?ちゃんと説明してもらいたいものです。
更に、現予定地に限ると土地代と基礎代の40億円+設計等4.29億円+本体工事費125.2億円で169.29億円。うち30億円が先述のtoto助成で浮きますので、新予定地でのスタジアムそのものの市と府の「実質負担額」は139.29億円です。
なお、「土地の無償提供を条件を無視していてアンフェア」という主張は同意できる点であり、一概に嘘と間違いだらけの主張だとは私も思いません。用地取得が可能なのであれば、各自治体提案の候補地以外にも候補地はあったはずですから。(なお京都府議会平成29年2月定例会中の府知事発言によると、この事に関して落選した各自治体から了承は得ているとの事)
ただ、それ以前に旧予定地の用地取得を無駄使いと切り捨てる点に恐怖を感じます。
『水害対策』で挙げたように、本来旧予定地は民間人所有の田んぼでした。
その民間人の田んぼが台風による被害を受けるなどしているにも関わらず、アユモドキ保護の為&遊水機能確保の為に「田んぼのまま維持してくれ」と言っているような異常な状態が、亀岡市が土地を取得する事でようやく正常化されたのです。
それに対して「トップダウンで予定地を決めた挙句」とはどういう神経をしているのでしょうか?どちらにせよアユモドキ保護を考えるのならば買い取りないし積極的介入があってしかるべきだったと思うのですが。
本当にこの人たちはアユモドキを守りたいのでしょうか?地元の住民に寄り添うつもりがあるのでしょうか?
私にはスタジアムに反対したいが為に無理やり理屈を作り、それがこうして地元住民たちを舐めたようなふざけた主張に繋がっているとしか思えません。台風の被害にあいながら稲作を続けてきた方に本当に失礼な発言で腹が立ちます。「公共の福祉の為に開発をするな」といっておきながらこの点を無視するだなんて。
【3.運営についての嘘】
更に更に更に、現在実現可能性を調査中の『コンセッション方式』にケチをつけ、「市民利用が困難である」と言わんばかりの主張を行っております。一方、京都府は先日行われた説明会*7で市民利用についてこのように答弁しています。
コンセッション方式とは、公共施設の所有権は自治体・行政などに残したまま、運営権を民間に移すシステム。自治体は運営権売却による収入、運営する民間企業は管理を通じた収入やサービス向上、住民はサービスの向上や負担の軽減。というメリットを享受できます。
このシステムは日本では関西空港など数例で適用中。またコンセッション方式以外の民間企業が関わる公共マネジメントシステム(いわゆるNPM)だと、指定管理者制度が有名です。
現在の京都スタジアム(仮)計画では内閣府からの助成を受けながらコンセッション方式導入の実現可能性を調査している段階であり、「予定」という既定路線であるかのように謳う表現には語弊があるのではないでしょうか。
確かに、コンセッション方式は運営者の権限が指定管理者制度より大きく、利用料金を運営者が設定できる事から利用料金がより高額に設定される可能性は考えられます。しかしその分収益性が高まるので「税金をつぎ込むな」という主張と相反する部分もあるのですが…その辺りは当然承知してるんでしょうね?政権批判したいだけじゃあないですよね?
このように、この特設サイトだけで「全額税金」や「総工費200億円越え」等のいくつもの嘘、また都合の悪い情報を隠しまくって世論を誘導するような行為も散見されました。わざわざ作ってコレですから、本当に恐ろしい。
スタジアム建設は自治体が主体となって建設するケースが多く、大きなプロジェクトだけに費用の問題で紛糾するのは当然の事です。
たとえその計画によって生まれる公益が費用より大きくとも、「他の事業を優先せよ」などと反対意見が出ても仕方ないとも思います。
しかし、京都の場合はメインスポンサーである京セラ創業主稲盛氏らが資金提供(当時の報道で65億円)を宣言するも議員の反発を喰らい撤回→結局京都市のやる気も無くてまとまらず建たないという歴史もあり…
その気になればスタジアムなんていくらでも民間で金だして建てられるのに、20年間後回しにされてきて今に至っているのです。
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/sport/mandara/c_inoue/inoue.php
https://www.kyo.or.jp/kyoto/pdf/j27_161025_kaiken.pdf
http://www.kyodoyukai.or.jp/essay/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%81%A8%E7%A7%81
冒頭で述べた通り、そうした中で府が脆弱なスポーツ施設環境をこれ以上ほったらかしにはできないと改善を図る策の1つで専用球技場整備に動いています。
木津川や横大路といった頓挫したかつてのスタジアム計画にも関わり、スタジアム建設を公約に知事選に当選した山田府知事。またスタジアム建設推進を公約に当選した桂川 亀岡市長。ワンイシューの選挙ではないにせよ、政財界も望むスタジアム計画に「建設反対の声が多数」とは一体どういう事でしょうか?声の大きさでは賛成派の方が明らかに多数派です。(※もちろん多数派だから絶対に正しいという訳ではありませんが)
「亀岡駅前の土地では難がある」「土地を買い取れるのなら他があっただろう」「科学的見地からこの場所では…」などと主張し、正しい方向に導くような建設的意見なら大歓迎です。私も府のスタジアム建設の進め方には何点かの不満があります。
しかし、共産党府議団のやり口というものは、実情を無視した主張や嘘で世論を誘導するような行為ばかりではありませんか。
"足りないから整備する"という当たり前の行動を根底から否定する前に、「反対ありき」のその主張を改めるべきなのではないでしょうか。
P.S. 現職の京都府議任期満了日は平成31年4月29日です。
【ニュースリリース】牟田雄祐選手 FC今治(JFL)へ期限付き移籍のお知らせhttps://t.co/m425XYGpZ8#sanga pic.twitter.com/p8f8Ndp7Wn
— 京都サンガF.C. (@sangafc) 2017年8月7日
今日、牟田のFC今治への期限付き移籍がリリースされました。今治側のリリースによると、移籍期間は来年1月31日までのようです。
牟田といえば、昨年は大補強のピースの一人だったものの左股関節唇の負傷で公式戦出場時間はまさかの0分。今年も序盤の3バック使用時には4試合にフル出場も、9節で4バックに切り替えた後は熊本と湘南戦時の計15分のみ。(クラブの動向自体がアレなので…)来年の動向は全く読めませんが、大学時に8クラブが争奪戦を繰り広げ名古屋では3年間でJ1 56試合に出場した大型CBなだけに本当に残念。
そして移籍先の今治といえば、オーナーが岡田武史という事で何かと注目を浴びるクラブですが、監督も監督であの吉武さん。川崎の可児壮隆やU17W杯で吉武監督と共に戦った水谷琢磨などJリーグファンにも聞き覚えのある名がチラホラ。
J3昇格の為にはJ3ライセンス付与等の外部環境充実もさることながら、年間順位で4位以内かつ百年構想クラブ内で上位2つに入る好成績を収めなければ昇格はできませんので、本来ならば「JFLでプレーする事が考えられない」クラスの選手である牟田には期待に応える活躍が求められます。頑張れ。
さてさて、牟田が"競争に敗れた者"だとしたら、一方で現在スタメンで試合に出場している下畠と高橋は"競争に勝った者"。
一昨年末のサポカンではこんな発言もありましたね。
http://www.sanga-fc.jp/uploads/pdf/supporterconference2015_151217_002.pdf
菅沼が抜けてしまったので『健全で過酷な競争環境』が存在しているかどうかは微妙ですが、しっかりと今の立ち位置をつかんでいるのは評価したいところ。(他クラブやJ1でもスタメンを張れるだけの実力があるかと聞かれると答えに窮しますが、、、)
下畠なんて15年の夏まではキャリアそのものがどうなっていくか微妙でしたし。高橋も出場機会を得られない点では下畠と同じでした。一時期を思えば二人とも良くここまで来たなと。
「本職ではない下畠が毎年CBのスタメンになる最近の編成とは?」「ユース時代にもっと質の高い指導をして、かつ昇格後はもっと早くに出られる所にローン移籍させていれば高橋はもっと伸びていたのでは?」とか言いたくなる気持ちを押し殺しつつ
あくまで主観ですが、二人は大木さん・川勝さん・森下さん・石丸さん体制時の指導と、佐川印刷や讃岐での試合出場を経て伸びたと思っています。特に石丸さん(と大嶽さん?)の指導は祐治にとって大きいはず。
やはり「(育成組織を含め)練習で実力がちゃんと伸びる環境」と「期限付き移籍を活用を含む試合出場機会の創出」、この2点を整えねばならないのですが…
左利きで身長186cmというロマン砲麻田をちゃんと育て上げられるのでしょうか(不安)
結局なにをしても不安と心配がつきまとうのがこのクラブですね。