先日、タイトルにある通り、“京都スタジアム(仮)”建設現場の見学会が実施されたのでその様子をば簡単にレポート。
去る1月20日。亀岡へと訪れました。
駅北地区全体の開発は未だに進捗していないようにしか見えませんが、今年12月の竣工に向けて京都スタジアム本体自体の工事は大幅に進展しております。既に2階スタンド部分の骨格ができつつあり、もう少しすれば屋根を架けていく段階に突入するレベルでニョキニョキと。
スタジアムの外周沿いを歩いて建設事務所へ。参加者数等状況にもよりますが、見学会は①施設概要や工事状況の説明+②現場見学の二部構成のような形になっています。この時は先ずは府担当者からの説明から。
府担当者からの説明
パワーポイントを用いて、スタジアムの各設備に関する説明がなされます。スタンドとピッチまでの距離は〇mとか、プレキャスト工法なので工場でコンクリパーツ作って現場で組み立ててるとか。ずっとウォッチしている人間にとっては基本的に既出のお話も、一部で新情報がちらほら。例えば、12月の説明会の段階で発表していたようですが、スタジアムで使用する芝の種類が「セレブレーション」に決まったとか。
現場見学
一通りの説明を聞き終えた後はガイドに従いながらの現場見学。アウェー側スタンド下からフィールド内に入っていきます。
アウェー側スタンド内部よりフィールド側(北側)を望むと、天然芝の育成環境を整える為に空けられた「風の通り道」から外の明かりが漏れ出ています。当初予定通りに“ゼロタッチ”で建てられていたならば、このスペースは無かったことでしょう。
いざ内部へ。建設途中のスタジアムを内部から覗く機会というのは一般人にとっては本当に稀です。吹田のケースでも寄付者限定で1度あったのみと記憶しています。
グラウンドレベルで眺められるこの見学会を、人数に限りがあるとはいえ定期的に開催してくださる府の担当各所・現場関係者の皆様には感謝し尽くしても足りないほどです。
グラウンドレベルからアウェー側スタンドを見上げるとこう。既に2階席部分の組み立てが終わっている箇所もあります。
話題の椅子。色はこの色で決まりの様。遠くから見てみると2枚目の通り。採用された真ん中の席が一番艶やかな気はする。
スタンド最前からの景色。
パノラマ。
メインスタンドの様子。ここにVIP・V-VIPルームらがハマっていきます。
メインスタンドをグラウンドレベルで撮ったもの。このスペースに選手ベンチが設置されます。プレミア式。
選手の入場口よりフィールド方向を望む。内装工事が完了したらどんな雰囲気になるのか。おそらく欧州的な内装は無理…
メインスタンド内下部から駅方面を見るとこの近さ。
駅からスタジアムまでは直線的な導線ではないが、この距離なので徒歩移動になんら問題はない。ただ帰宅ラッシュがどうなるか。南口への誘導を含めてどう捌くのか。
今後は3月・6月・9月に見学会を開催し、成長具合を公開していきたいとのこと。
情報のチェックはもちろん、寄付もお忘れのないように