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浦和サポーターによるルール違反歴(コロナ禍以降)を一部まとめてみた

 

まだ処分が下されるかどうか、そしてその内容は諮問委員会次第であり未確定ですが、

これまでの浦和サポーターの行動を一部抜粋して振り返ってみたいと思います。

 

 

 

2020年

・7月12日 鹿島アントラーズ戦(有観客試合再開初戦)

>事案が発生したのは、再開後初めて観客を入れての開催となったJ1第4節の浦和レッズ鹿島アントラーズの一戦。再開に併せて発表された「Jリーグ新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」で禁止されていたにもかかわらず、一部サポーターが指笛や大声を出して応援していた行為が問題となっていた

>村井チェアマンは、「明らかにスタジアムでご覧になる方を危険にさらすような行為があれば、その都度、クラブがその方に対し厳正に対処することが場合によっては必要になるかもしれません。こうしたことが繰り返されないようにクラブとJリーグが協力しながら努力していく」と述べた。

「サッカーを愛する方では起こり得ない事案で大変残念…」村井満チェアマンが一部浦和サポーターの行為に言及 | サッカーダイジェストWeb

>鹿島戦では指笛や声を出しての応援とともに、試合後ながらも歌を歌うシーンもあった

浦和が違反応援を謝罪 鹿島戦で一部サポが指笛や歌 - J1 : 日刊スポーツ

 

※OB那須からサポーターに苦言メッセージ

 

・9月〜10月上旬

>新型コロナウイルスとの戦いが続く中、サッカー・J1浦和の一部サポーターによる心ない行為が収まらない

>観客数の上限が約1万8000人だった4日の名古屋戦に駆け付けたのは9357人。国内随一の熱量で知られる浦和サポーターも、飛沫が飛び交う危険なスタジアムには足を踏み入れたくないようだ。

>埼玉スタジアムの状況は異様だ。毎節、いずれかの試合会場で取材しているが、指笛が気になるのは埼玉スタジアムだけだ。取材した9月26日の横浜FC戦、30日のFC東京戦、10月4日の名古屋戦すべてで指笛が響き渡っていたのだから他の試合も似た様子なのだろう

>ゴールが決まった際の歓声や不服な判定に対する怒声はどのスタジアムでも聞かれる。瞬間的な感情の発露を抑えるのは難しく、Jリーグもマスク着用の徹底を呼びかけるといった飛沫対策は打っている。しかし、指笛は瞬間的な感情の発露ではなく、わざわざマスクを外して行っているのだろうから悪質だ

>村井チェアマン(当時)「仲間のサポーターを危険にさらし、サッカーを愛する者には起こりえない。周囲を危険に巻き込むのであれば、排除する事例も出てくるかもしれない」と述べている。その後も村井チェアマンは繰り返し自制を呼び掛けているが、状況に変化はみられない

>浦和の一部サポーターによる軽率な行動は、これまでも他クラブのサポーターに眉をひそめられてきた。指笛を吹いて「浦和愛を抑えきれない」と開き直っているのであれば勘違いであり、ほぼ全員といっていい常識的なサポーターにとって侮蔑的に「浦和サポーター」とくくられるのは迷惑でしかない

【サッカー通信】指笛響く埼玉スタジアム マナー違反なお 集客苦戦も当然か(1/2ページ) - 産経ニュース

 

・10月31日 大分トリニータ戦(大分開催)

浦和レッズに罰金300万円の処分済

>14時頃から同試合が終了する16時頃まで、全席指定席であったが、40人程度の浦和サポーターがスタジアム上段席に移動し、立ち見で応援。同試合の開始する頃から終了する頃まで、声を出したり、指笛を鳴らした。また14時頃には、浦和サポーターの1人がフェンスに上り、浦和サポーターの1人がスタジアムの中からフェンスの外に向かってペットボトルのようなものを投げた。一方で浦和サポーターが座席を移動して、太鼓に合わせて立ち見で手拍子をしていたことに対して、大分サポーター2名がスタジアムの外に出て、浦和サポーターに近づこうとした。上記2名を追って、さらに10名程度の大分サポーターが南ゴール裏にいた浦和サポーターのもとに突入を試みた。

Jリーグが浦和と大分への懲罰を発表…昨年10月の対戦で両サポーターが違反行為 | サッカーキング

10月31日(土)明治安田生命J1リーグ第25節 浦和レッズ戦におけるスタジアムルール遵守違反について | 大分トリニータ公式サイト

 

・11月3日 サンフレッチェ広島戦(広島開催)

>新型コロナウイルス感染対策のためのルールを破って応援したサッカーJ1浦和レッズの一部サポーターに対し、厳しい声があがっている。2020年11月3日のJ1第26節・サンフレッチェ広島対浦和戦(1-1/エディオンスタジアム広島)では、アウェーの浦和サポーターから禁止行為の「指笛」や「大声」での応援が見受けられた

>広島がアウェー席の販売を解禁したのが11月3日の浦和戦。その最初の試合で、一部の浦和サポーターが禁止行為である大声や指笛による応援、さらにチャント(応援歌)を繰り返していた。飲水タイム時などに場内アナウンスで、大声での応援は禁止していることを伝えていた。こうした様子は試合を配信しているDAZNの映像でも確認できる

浦和レッズサポ、コロナ対策無視の大声・指笛... 「同じサポーターとして恥ずかしい」の声、クラブに対策を聞いた: J-CAST ニュース

 

・11月15日 横浜Fマリノス戦(横浜開催)

⇒全席指定席(間隔を保った市松模様)を無視

 

 

 

2021年

既にまとめるのが面倒なくらい出てきたので、21年はスポットで抽出

 

・6月13日 ルヴァン杯神戸戦

>酒井が浦和ゴール裏のサポーターに向けて自身の人さし指を口に当て、大声を出した応援を控えるように挑発したとも取れるジェスチャーを見せた。これに激怒した浦和サポーターから大ブーイングが巻き起こった

>直後の飲水タイムを終えた後、槙野は主審に許可を得た上でゴール裏サポーター席の前まで歩み寄った。Jリーグが定める「新型コロナウイルス感染症対応ガイドライン」で禁止されている大声を出しての応援を続け、興奮が抑えきれないサポーターを落ち着かせるようになだめ、再びピッチに戻って試合は再開した

浦和、槙野智章が試合中に客席近くに歩み寄る“珍事” 相手選手にブーイングしたサポーターなだめる : スポーツ報知

 

・槙野選手(現 神戸所属)がSNSにて声明

>「応援する際には声が出せなかったり、マスクを着用しなければいけないルールがある。選手も試合をする上でルールに基づいてプレイしなければいけない。守らなければ罰が与えられる。それは当たり前の事だ!」と今一度、ルールの徹底を促した。

神戸戦では酒井高徳とサポーターの“いざこざ”を仲裁…浦和DF槙野「守らなければ罰が与えられる。それは当たり前」 | ゲキサカ

 

 

 

 

2022年

・2月19日 京都サンガF.C.戦(リーグ開幕戦/京都開催)

>以下のような事象が確認されております。

1.スタジアム内の掲出禁止エリアへのフラッグや横断幕の掲出。

2.スタジアムコンコース内でのたばこのポイ捨て。

3.大きな声を出しての声援、ブーイング等

2/19(土)浦和レッズ戦での観戦マナーに関する事象ついて|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

【証拠画像】浦和レッズサポーター、アウェイ京都のスタジアムでルール違反が酷いと話題に…禁止エリアに横断幕掲示、スタジアム内喫煙、缶の持込みなど… | サカまと!【サッカーまとめ】

 

・2月19日 ヴィッセル神戸戦(ホーム)

多数の声出し、ブーイングが散見されてOB鈴木啓太が苦言

 

・3月13日 サガン鳥栖戦(鳥栖開催)

>一進一退の手に汗を握る攻防の中、それは起こった。後半開始から太鼓の音と手拍子とともにサポーターの声が聞こえてくる。Jリーグでは現在、声を出しての応援行為は全体で禁止を出しており、もし事前録音の電子チャントでなければ明確なルール違反だ

浦和のサポーターが声出しの違反行為か 鳥栖戦でゴール裏からチャントが……― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 

・4月2日  北海道コンサドーレ札幌戦(札幌開催)

⇒多数の違反行為に場内アナウンス

 

・5月9日 柏レイソル戦(柏開催)

 

・5月21日 鹿島アントラーズ戦(ホーム)

>一部の浦和サポーターが選手のバス入場の際、スタジアム外で現段階では禁止されている声出し集団応援を敢行。ノーマスクでフェンスに上って応援するサポーターも現れるなど、警備員が対応して会場が騒然とした雰囲気に包まれた。

>クラブによると、同日にサポーター側から選手バスを応援したいとの申し入れがあり、声を出さずに手拍子や旗ふりなどでの応援のみ許可した。しかし、約束を反故にして応援歌が大声で歌われ、突発的な出来事に対処は後手に回った

浦和の一部サポーターが試合前に“ルール違反” 選手バス待ち時の声出しにクラブは厳重注意― スポニチ Sponichi Annex サッカー

>もはやクラブからの厳重注意も意味をなさないのか。浦和がホームに鹿島を迎えた21日、またもやゴール裏に陣取る浦和サポーターの一部が応援歌を高らかと歌った。後半35分過ぎ、ヒートアップする展開とともに手拍子のボリュームも上がった。すると、それに乗るように歌声がスタジアムに流れた

>クラブからは集まったサポーターに厳重注意が与えられ、さらに試合中に同じような行為があってはならないということを改めて伝えられた。しかし、試合前も試合中も約束が反故されたことになる。

浦和の一部サポーターの“ルール違反”が止まらず 試合中にも声出しでチームを鼓舞― スポニチ Sponichi Annex サッカー

 

・7月2日 ガンバ大阪戦(大阪/吹田開催)

2022年7月2日(土) ガンバ大阪戦における事象について | URAWA RED DIAMONDS OFFICIAL WEBSITE

 

 

◯結論:まとめるのが途中でうんざりするほど違反事例の報告・報道・声明文が出てた

 

あくまで一部であって、拾いきれていないものもある。

この2年半で何度同じ過ちを繰り返しているのだろうか?

当事者に違反行為という認識はあるのか?

顧客の行動とはいえ、いわば「店内」で暴れる無法者が絶えず在り続けるこの現象を見て、浦和レッズというクラブに自浄作用があると言えるのか?

 

過去からの問題も含めての判断にはなるが、今回想定されている罰金等の制裁について、「浦和“だけ”がマークされている」「浦和は不当な扱いを受けている」と言えるのだろうか……?

 

 

 

現在の日本国内では、厚労省ガイドラインによって音楽ライブも他のスポーツ興業も含めた大規模イベントにおいて、無制限での常時声援アリ状態は許されていない。

声を出すことを許容する場合は、全体の入場者数を使用する施設の収容人数の半分50%以下に制限する必要がある。

Jリーグが現在他ジャンルに先駆けて行う声出し実証試合は、この要件を守りながら運用されている。

 

この制限に科学的根拠があるのか否かについて、また今後の見直しについては、引き続き活発な議論と実験実証が為されるべきだろう。

その為に各エンタメ業界は、収入の確保(=事業の継続・雇用の維持)と顧客満足度と感染防止の3つ全てを実現するために、決められたルールの下で日々闘い続けている。

 

自分だけがよければいいのではない。

我々は社会の一員であり、スタジアムもまた社会の場の1つ。スタジアムの中であれば、差別や暴力、またその他のスタジアム外でも求められる社会のルールを正当な理由なく破って良い訳がない。ましてや飯の種にして生きている訳ではなく、いわば観衆側の人間風情が。

 

もちろん、応援する権利、応援という文化やカルチャーは守られるべきで、不当な制限を受けないように抗うべき処は抗うべきだ。

しかし、抗い方というものがある。新型コロナウイルスという皆が等しくダメージを負い、やむを得ず制限がかかっているなかで、正当な根拠もなくルールを破る事は抗い方ではない。それはただの傍若無人だろう。

 

 

あくまで一部の浦和サポーターの行為であって、全員が違反者とは当然思っていない。そして浦和だけが破っているとは言わないし思わない。その他のクラブでも違反事例は見受けられる。(野球界では阪神タイガース民度の低さたるや。本当に醜くて汚い)

 

ただ、2020年の有観客試合再開のその日から今日に至るまで、何の改善も見られず同じ過ちを繰り返し続けるクラブは浦和だけだ。その罪は重かろう。

コロナ感染防止ルールに限らず、観戦する上でのルールを守る能力の欠如した集団というレッテルを貼られるには充分すぎる。ましてやコロナ禍以前からも多数の違反行為や狼藉が確認、都度指摘や裁定を受けてきたにも関わらず。

 

同じ理屈で言えば、この見方・判断は、一般人・マスコミ・スポンサー企業またはスポンサー候補となりうる企業・スタジアム建設と維持にあたり多くの公金を拠出する事もある各自治体や行政が、「Jリーグ」「サポーター」「サッカー」に対して思う事でもある。

どれだけ迷惑なことか。

 

 

 

サッカーでは警告(イエローカード)2回で退場処分。内容次第では1発退場処分もある。

社会を構成する資格が無ければ、サポーターもクラブもご退場いただくほかない。

 

スタジアムとは、応援とは、サッカーとは、君たちの自己承認欲求を満たす自慰行為の道具なんかではない。恥を知れ。

 

 

以上

 

 

 

※追加資料

なぜ浦和「声出し応援問題」に苦言程度だった野々村チェアマンが2000万円罰金&無観客試合などの”最終警告”を発令したのか?(Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE)