+1 プラスワン

Jリーグ(※J1)各アウェイ会場の良いところ(4月26日現在)

 

文句ばかり言っていると思われるのが癪。

 

という訳ではなく、他所の良い処を見て謙虚に学ぶ方が良いだろうと。忘れっぽいので今年出会ったものたちを随時メモ代わりに。

 

 

名古屋グランパス

色々と運営の落ち度が有りすぎて騒がせているが、退場時のスタッフ(アウェイ側)の挨拶は過去一で心地の良いものだった。そしてスタメン紹介V等ビジュアルは流石。

たぶんバイトだと思うけど(関西で言う処のビーイングやユニベール)、ポーズではなくて非常にハキハキとした「ご来場ありがとうございました」で珍しいなと。大変印象に残った。2016年以降経営戦略と判断を評価してきた身としては、最近のグダグダっぷりは残念なので頑張って下さい。個人的には二階席も楽しかったが。

 

湘南ベルマーレ

the陸上競技場で、見易くもなければ雨の日は地獄みたいなハコだが、周辺の屋台群に並ぶ両チームのサポーターや原っぱで子供達がボールを蹴る風景は、Jリーグが誇るべき景色の1つだと思う。

太鼓の達人風煽りは、名古屋と湘南のどちらが先だったのだろう。

 

横浜FC

申し訳ないが、何も良いところが見つからなかった。見つけようとはしたのだが、むしろ「これJ1クラブか…?」と思ってしまった。すまない。しかし、ホームゴール裏側のスタジアムグルメ屋台がちゃっちい屋台3つのみだったのは、本当に衝撃的だった…。そりゃあ3千人しか入らないって。

吉本と協業(?)したり、この数年来、運営側が印象を変えようとしてるのは見ていてよくわかるのだが…。しずる池田とマッチデースポンサーの社長挨拶のみが記憶に残る試合であった。

 

FC東京

ルヴァン杯につき参考記録だが一応。例のスタメン発表動画や、交代時の三菱電機広告(ChangeとChange for the betterを掛けていた)などご自慢のクリエイティブな部分や、試合情報を探る上でスマホサイトが見易かった点は良かった。

京都なんて、PCでもスマホでも何処に何があるかわかりづらい上に見辛くて、画面を叩き割りそうになる。

 

でも所詮は調布の陸上競技場で、どれだけカッコ付けてもサンガスタジアムやパナスタで観る試合とはエンタメ性に差がありすぎるのが難点(決して0-5で負けたからではない)。新国立ではなく味スタでの平常運転でどうなのか。次のリーグ戦に期待。

 

アビスパ福岡

横浜FCと一緒で、場外でイベント等は一応やっている。DXパートナーやDAOといった試合以外のクラブの取り組みも面白い。しかし、手数が少ないのと観戦体験に有機的に結びついていない。来場客にどういう価値を提供したいのかがわからない。結果、ただ駅から遠い山の中に高い金払ってサッカーの試合を見に行くだけなんだよなあ。エンタメ性の高いサッカーをするチームでもないし。

せめて京都並みに駅近で観戦環境が整っているか、単価を見直せば、京都サンガ並みに仕事をサボっていてももう少し人が集まりそうなものだが。このゴール裏で3,300円では、若年層含め新規開拓は難しいだろう。それか値段に釣り合うコト消費が用意できるかどうか。

 

セレッソ大阪

平日のルヴァン杯ナイター。露骨に手を抜くクラブも多い中で、丁寧な案内はGood。

 

導線を整える事自体に誘客効果は無いが、ストレスを限りなく減らす姿勢は必ずや実を結ぶ事だろう。大変好感を持った。

しかし、大規模改修を行ったのに屋根のカバー面積が小さいのは気になってしまう。既存の屋根カバー率未充足スタジアムへのペナルティの軽さと同様に、これでライセンスを認めてしまうのは解せない。(段階的改修故に未だ手付かずの旧メインは無論仕方ないとして)

元々あれこれ手数は打つクラブ。それが有機的に結び付いていなければ意味はないのだが、FC東京同様にリーグ戦に期待。