【公式】FC東京vs京都の見どころ(明治安田生命J1リーグ:2022年9月18日):Jリーグ.jp
何も語る価値のない敗戦。
自分達の攻撃はシュートまでたどり着けず、逆にカウンターでやられるお馴染みの展開。
特に1失点目は自分達のゴールキック(パントだが)からの流れで失点している。アンチポジショナルプレーならではだよね。前に蹴ったボールが直ぐ返ってくる。そして手痛い失点付きで。
ミッドウィークにホームで横浜FMを迎え撃った京都と、たっぷり休養して臨んだホームのFC東京。その差は大きかったろう。
しかし、京都は運動量とメンタルでプレーの強度と繋ぎ目(攻・守・攻→守・守→攻)をカバーするチームなのだから、言い訳は無用。それで負けているという事は「もっと走れ」「もっと気持ちを見せろ」という他ない。
まるでブラック企業みたいだなと言われても、仕方ないだろう。そういうチームなんだから。
ピッチ外に話を移すと、派手な演出の数々だった国立競技場での一戦だったが…果たしてこれはチームへの愛着や再来場動機に有機的に結びついているのだろうか?
Little Green Monsterの歌唱は「良いもの見れた(聴けた)」と思えたが、花火やライティングが有効に作用したとはあまり思えなかった。
満足度を上げる為、90分の試合以外でポイントを整備する事は非常に大事なのだが、大き過ぎるせいなのか、勝利したFC東京側は得点後すら静かで、5万人が詰めかけたとは思えない冷めた場所だったからだ。
アクセスは素晴らしいし、土砂降りの中で1層目の最前列ですら濡れなかったのは大きかった。しかし新国立競技場で興行をするのは不可能だと実感するにはこの1日で十分だった。薄気味悪さすら感じた。
埼スタではそんな事を微塵も感じなかったので、やはり陸上競技場はどこまで行っても陸上競技場。そして観る者を軽視した理念なき箱物はただのコンクリートの箱で、スタジアムではない。心がない。
逆に言えば、サンガスタジアムbyKYOCERAの様な素晴らしいホームスタジアムで試合ができる事を誇りに思って、国内最上位カテゴリーでその価値を普及しなければならないだろう。
see you soon…!